[SG Tips] バージョンのレイアウトへの工夫
ShotGridアドカレ2021 2日目の記事です。
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SGでの提出物 = Version ですが、
リスト表示のレイアウトはおおむねこういう感じかと思います。
※SGのデモプロジェクトに使われているオープンソースプロジェクト「Big Buck Bunny」についてはこちら
デフォルトの状態ではこのように(▲)、
この成果物の作業対象(リンク)や作業担当者(アーティスト)の欄があります。
チェックする人 = レビュアーがありません。
task
├ version
├ version
├ version
└ ...
バージョンはタスクの成果物として発生し、
レビュアーは(バージョンをもちろんレビューしますが)タスクそのものを監督しており、
同タスク内でバージョンが進むたびにレビュアーが変わる、ということは普通は想定しなくていいでしょう。
なので、「レビュアー」という情報はタスクが持っていればよく、タスクエンティティにその欄があります。
NG:
task
├ version - reviewer
├ version - reviewer
├ version - reviewer
└ ...
SG:
task - reviewer
├ version
├ version
├ version
└ ...
こういう、直感的では無い気が一瞬するけど考えてみるとセオリー通りか……みたいなのが
よくもわるくもSGらしいところです。
レビュアー欄を追加する
とはいえ、このバージョンを誰がレビューするのだというのは一望できた方がいいでしょう。
今回は、 前回 のようにクエリフィールドを足す必要はありません。
タスクに備わっている情報を引っ張ってきます。
「列を挿入」メニューの 下の方にある 「タスク >」から「レビュー担当者」を指定することで、
該当するタスクのレビュー担当者が バージョンのリスト上で 確認できるようになります。
「列を挿入」はわりといろいろなところからアクセスできます。ここでは ヘッダーを右クリック からたどりました。
フィルタも追加する
ついでに、同様のフィルタも追加しておくと利便性が高まると思います。
プルダウンのたどり方は「列を挿入」と同じです。
▲足したところ。
ページの保存もお忘れなく。
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