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エンジニアとして成長するための3つの心構え

2020/09/26に公開

はじめに

私自身の経験や業務で一緒になったエンジニアの姿を見て、
成長するためにはこういう心構えが必要だろうと思った3つの心構えをまとめます。

これからエンジニアになりたい!という方の参考になれば幸いです。

1.「たぶん」を徹底的に無くす

あるエンジニアに質問した時に「たぶんこれで大丈夫です」という答えが帰ってきました。
逆に尊敬されているエンジニアに質問した時は「これで大丈夫です」と断言します。

私はここに成長するチャンスがあると感じています。
「たぶん」ということは自分の書いたコードに対して理解していない部分や、不安な箇所があるということです。
実際にどのあたりが不安ですか?と聞くと「ここのコードがよくわかってないんですよね」と。

誰しも最初から全て把握している人はいませんし、尊敬されているエンジニアでさえそうではないと思います。
わからないことを調べ、確証を持って1つ1つ書くようにしている積み重ねがエンジニアとしてのスキルアップに繋がり、その結果信頼されているのだと思います。

不安を無くすために徹底的に調べ、自身の書いたコードに自信が持てるようになることで自ずと成長することが出来るでしょう。

2.たくさん良いコードを見る

世の中に優れたエンジニアはたくさんいて、そのエンジニアが書いたコードはWebで公開されています。OSSなどがその際たる例です。
実際に本などで学んで書けるコードは、そこに書いてあるレベルのものまでです。
良いコードを見て、なぜこう書いているのかを考え、自身のコードに取り入れていくプロセスをすると飛躍的にコーディング力はあがります。

私も実際、会社に入って尊敬出来るエンジニアのコードレビューをしたり、されたりすることでコードの書き方や考え方をたくさん知ることが出来ました。
1人では絶対に思いつかないだろうなと思うことも多々ありました。

良いコードを理解し、真似て自分の中で型を作っていくことが重要です。
これはエンジニアに限った話ではなく、デザイナー、ディレクターなど全てにおいて共通していることです。

3.人に説明する機会を増やす

本などで学んだことをアウトプットすることは非常に重要ですが、
その上で人に説明して相手に納得してもらうプロセスが加わるとより知識が身につきます。

LT会や勉強会などで発表しようと思って気付いた方も多いかと思いますが、説明するとなると本質的に理解していないと出来ないですし、根拠もしっかり調べる必要があるので強制的に調べることが増えます。
それを繰り返しアウトプットが完成しているころには、アウトプットする前より自身の理解が深まっているはずです。

また、説明したあとに質問やフィードバックを受けることもあるでしょう。
その時に受けたことを調べればさらに理解が深まります。説明するイベントを増やすことは理解を強制的に深まらせることが出来る絶好の機会なのです。

これは自分の書いたコードを説明することでも有用です。
コードレビューに出す前に自分で声に出しながら説明したり、自問自答することで矛盾に気付いたりすることが私はよくあります。

終わりに

今回は3つ紹介しましたが、端的にまとめると「ちゃんと調べる」「インプットする」「アウトプットする」ということです。
なかなか業務が忙しかったりする中でこれらをやりきることは難しいことですが、これを着実に積み上げることで将来的に自分のこなせる量も増えて結果的に業務も楽にこなせるようになります。

エンジニアとして成長したい方はぜひこれらを意識してみてください。

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