Open4
【しくじり先生】Studioのドメイン設定に時間がかかった話
概要
- 既存WebサイトからStudioで新しく作ったWebサイトへの移行をした
- Studioのドメイン設定でTLS証明書の発行に時間がかかった
- 3〜4時間のダウンタイムが発生した
Studioで作ったWebサイトへの移行
すでに公開されている既存のWebサイトをリニューアル!
Studioで新しくWebサイトを作成して、既存のサイトで使っているドメインの向き先をStudioに向けることを実施した。
Webサイトの構成
- Before
- ドメイン管理 : Route53
- サイトの作成方法 : htmlファイルをホスティング
- ホスティング先 : Netlify
- After
- ドメイン管理 : Route53
- サイトの作成方法 : Studioを使用
- ホスティング先 : Studio
移行に必要なこと
- StudioでのWebサイト作成
- ドメインの向き先をStudioに向ける
手順
- 公式ドキュメントの独自ドメインでサイトを公開するを実施
発生した課題
Studio側で処理するTLS証明書発行に3時間ほど掛かり、その間に移行対象のドメインへアクセスすると「この接続ではプライバシーが保護されません」の画面になる。
↓適当なドメインで試してみた例
弊害
- プライバシー保護の画面が表示されてしまった
- シームレスに移行したかった
- このWebサイトの移行以外のリリースしたい項目が合ったが順延してしまった
- TLS証明書の発行完了がブロッカーになってしまった
回避策
- プライバシー保護画面を出さずにシームレスに移行する件
- Studioの仕様的に避けられない
- ドメインの向き先を変えて、TLS証明書発行という手順なので少なくともダウンタイムが発生する
- Studioの仕様的に避けられない
- 他のリリースのブロッカーになる件
- ドメイン移行の際は十分な時間を確保する、または他の作業のブロッカーにしないように調整
- ドメイン移行を予め適当なドメインで試しておいて、作業時間の見積もりを立てておく
- Studio以外でもホスティングプロバイダによって時間はまちまちだと思われるので、ドメイン移行の際はやっておくと安心