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Claude Code × Cursor での開発体験を試してみた話

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Claude Code × Cursor での開発体験を試してみた話

最近話題の Claude Code(コード生成をお手伝いしてくれるAIツール)は、基本的にはCLIで使うタイプのツールです。

とはいえ、日々の開発ではエディタと組み合わせて使いたい場面も多いはず。そこで今回は、Claude Codeを「Cursor」などのAI対応エディタと一緒にどう使えるのか?を探る目的で、実際にいろいろ試してみました。

インストールから設定、そしてうまくいかなかった部分まで、試行錯誤の記録をラフにまとめていきます。


1. Claude Codeのインストール

まずはClaude CodeのCLIを入れます。Node.jsが入っていればnpmで一発です:

npm install -g @anthropic-ai/claude

以下のコマンドでclaude codeを起動します。

claude

公式ドキュメントはこちら


2. MCPをCursorのsettings.jsonで設定してみる

Claude Codeには「MCP(Model Context Protocol)」という仕組みが用意されています。
これは、Claude Code自体をMCPサーバーとして起動し、他のアプリ(例:Claude DesktopやCursor)からその機能にアクセスできるようにするものです。

このMCPサーバーを使うことで、Claudeのツール群(View・Edit・LSなど)を外部クライアントから利用できるようになります。

Cursorからこれを使ってみたくて、まずは以下のようにsettings.jsonを設定しました:

{
  "mcpServers": {
    "claude-code": {
      "command": "claude",
      "args": ["mcp", "serve"],
      "env": {}
    }
  }
}

設定自体はうまくいき、cursorのMCP Toolsからで起動の確認はできました!

……が、実際に使ってみると

権限がないためファイルを読み取れません

というレスポンスが。どうやらMCPがローカルのファイルにアクセスしようとするところで、権限まわりの問題が発生してる様子。
しばらく、色々ドキュメントを見ながら試しましたが、解決せず、
同様の問題を抱えている方はいそうですが、一旦様子見。
また、途中経過が出力されないため、レスポンスまでの時間が長いと感じました。

結果として、CursorからMCP経由でClaudeを使うことはうまくいきませんでした。


3. Cursorのターミナルから直接claudeを使う

ということで気を取り直して、Cursor内のターミナルから直接 claude を叩く作戦に切り替えました。

claude

これでClaudeが起動します。

あとは普通に、日本語で聞きたいことを投げかけるだけ。

> このプロジェクトでDB接続してるファイルどれ?

みたいな感じで、ローカルのコードを見ながら回答してくれます。

詳しい使い方は他の方の記事や公式ドキュメントを参考にしてみてください!


感想

Cursorとの連携は一部まだ発展途上という感じでしたが、Claude Codeそのものはかなり頼れるやつでした。

Cursorで良いレスポンスがもらえなかった時や、難しめのタスクをやる時にClaude Codeを使うなど、どういう形で併用しいくかは試行錯誤しながら試していけたらと思います!


ちょっとでもClaude CodeやCursorに興味のある方の参考になればうれしいです!

ispec inc.

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