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Docker Desktop for macの初期化やってみた

2022/08/16に公開

Docker Desktop for macのTroubleshootで
Clean/Purge data
Reset to factory defaults
という2つがあり具体的にどう違うのかがわからなかったので実際にやってみました。

状況|実施する前の状態

コンテナもいくつか起動、停止しているものがあり
imageもあり、volumeもある状態です。

Clean/Purge data

管理画面では以下のように書かれています。

そしてPurge dataというボタンを押すと小ウィンドウが開き
以下のように表示されます。

設定が保持されるというところがよくわかりませんでした。
volumeが保持されるのか?それともDocker Desktop for macの設定が保持されるのか?

ボタンを押すとDocker Desktop for macが再起動されます。

結果

container,image,volume全て綺麗さっぱり無くなります。
Docker Desktop for macの設定が保持されるというのが正しいようです。

Reset to factory defaults

次にReset to factory defaultsを見てみます。
工場出荷状態に戻すということでしょうか。
これはDocker Desktop for macの設定が初期化されるということなんでしょうか。
実際にやってみます。

まずCPUの値を極端に1としてみます。

Reset to factory defaultsのボタンの説明は以下のようになっています。

そしてReset to factory defaultsのボタンを押します。
すると以下のように小ウィンドウの中に説明が書かれています。

そしてYes reset anywayというボタンが表示されます。
こちらを押した時にコンテナとイメージも破棄されるのだろうということで念の為コンテナイメージとコンテナを作成して実行してみました。

結果

結果としては想定通りでした。
コンテナ、イメージ、ボリュームが全て削除され
Docker Desktop for macのPreferenceで手動設定したCPUの値なども全て初期設定になりました。

uninstall

これは文字通りDocker Desktop for Mac自体をアンインストールするというものです。
ただ前述の2つの時点でデータは綺麗さっぱり無くなっていたので
あとはDocker自体もう使わない、どうしてもバグが解消できないなどの際に行えば良いと思います。

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