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DockerでRedmine(プロジェクト管理ソフトウェア)を動かす
はじめに
DockerでRedmine(プロジェクト管理ソフトウェア)を構築します。
Dockerはインストール済みの前提とします。
事前作業
Docker composeをインストールします。
sudo apt install docker-compose
docker-compose.ymlファイルを格納するディレクトリを作成する
docker-composeコマンドを実行するのに使用する作業用ディレクトリを作成します。
ここでは「docker-redmine」ディレクトリにします。
docker-compose.ymlファイルを作成する
以下の内容が記載されたdocker-compose.ymlファイルを作成します。
データベースはPostgresを使用します。
docker-compose.yml
version: '3.1'
services:
redmine:
image: redmine:5.0.4-bullseye
ports:
- 8080:3000
environment:
REDMINE_DB_POSTGRES: redmine-db
REDMINE_DB_DATABASE: redmine
REDMINE_DB_USERNAME: redmine_user
REDMINE_DB_PASSWORD: redmine_password
REDMINE_SECRET_KEY_BASE: supersecretkey
REDMINE_DB_PORT: 5432
volumes:
- vol_redmine:/usr/src/redmine/files
redmine-db:
image: postgres:15.1-bullseye
ports:
- 5432:5432
environment:
POSTGRES_DB: redmine
POSTGRES_USER: redmine_user
POSTGRES_PASSWORD: redmine_password
volumes:
- vol_redmine_db:/var/lib/postgresql/data
volumes:
vol_redmine:
vol_redmine_db:
Redmineの環境変数の設定は以下です。
環境変数名 | 意味 | ymlファイルの設定値 |
---|---|---|
REDMINE_DB_POSTGRES | 接続データベースのホスト名 | redmine-db |
REDMINE_DB_DATABASE | データベースの名前 | redmine |
REDMINE_DB_USERNAME | データベースに接続するユーザー名 | redmine_user |
REDMINE_DB_PASSWORD | データベースの接続に使用するパスワード | redmine_password |
REDMINE_SECRET_KEY_BASE | コンテナー間でセッション接続を維持する場合に必要(日本語訳 自信なし) | supersecretkey |
Postgresの環境変数の設定は以下です。
環境変数名 | 意味 | ymlファイルの設定値 |
---|---|---|
POSTGRES_DB | 起動と同時に作成するデータベース名。ここではRedmineで利用するデータベース名 | redmine |
POSTGRES_USER | 上記データベースに接続できるユーザ名 | redmine_user |
POSTGRES_PASSWORD | 上記ユーザのパスワード | redmine_password |
作成したファイルは、「docker-wordpress」ディレクトリに移動します。
docker-composeコマンドを実行する
ターミナルから以下のコマンドを実行します。
作業用ディレクトリに移動
cd docker-redmine
docker-composeの実行
docker-compose up -d
Redmineの実行
ブラウザ上で以下のアドレスを入力する。
http://localhost:8080
以下の画面が表示されれば成功です。以下画面で「ログイン」をクリックします。
初期のユーザ名「admin」パスワード「admin」を入力し、「ログイン」をクリックします。
パスワード変更画面が表示されるので、パスワードを変更し、「適用」をクリックします。
個人設定画面で必要事項を入力し、「保存」をクリックします。
これで初期設定は終了です。
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