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Stable Diffusion WebUI ForgeでFLUX.1を使用する
1. はじめに
ここでは、Stable Diffusion WebUI ForgeでFLUX.1を使用するために必要な環境を構築します。
「d:\stable-diffusion-webui-forge」フォルダに「Stable Diffusion WebUI Forge」がインストールされている前提で説明します。
2. FLUX.1のモデルをダウンロードする
Stable Diffusion WebUI Forgeの開発者の方が作成した「軽量版devモデル(約12GB)」をダウンロードします。
※「軽量版devモデル」を使用する場合は、以下にある「vae、TextEncoderのダウンロード」は不要です
または、flux1-dev.safetensors(軽量版devモデルに比べて容量が大きい(約23GB))をダウンロードします。
※以下にある「vae、TextEncoderのダウンロード」が必要です。
3. モデルを所定のフォルダに入れる
ダウンロードできたら、モデルを下記フォルダへ移動します。
d:\stable-diffusion-webui-forge\models\Stable-diffusion
4. vae・TextEncoderのダウンロード
以下をダウンロードします。
テキストエンコーダー: t5xxl_fp16.safetensors
クリップ: clip_l.safetensors
VAE: ae.safetensors
5. vae・TextEncoderを所定のフォルダに入れる
ダウンロードできたら、vae・TextEncoderを下記フォルダ内に移動します。
d:\stable-diffusion-webui-forge\models\VAE
6. Stable Diffusion WebUI Forgeの起動
「webui-user.bat」を実行します。
7. 設定内容
設定内容 | 備考 |
---|---|
UI | fluxを選択します |
Checkpoint | 画像生成に使用するモデルです。「flux1-dev-bnb-nf4-v2.safetensors」または「flux1-dev.safetensors」を選択します |
VAE/Text Encoder | 使用するVAEを選択します。公式のFLUX.1モデル「flux1-dev.safetensors」を使用する場合は「t5xxl_fp16.safetensors」「clip_l.safetensors」「ae.safetensors」が別途必要ですが、「軽量版devモデル」を使う場合は不要です |
Diffusion in Low Bits | モデルの精度を選択します。「flux1-dev-bnb-nf4-v2.safetensors」の場合は「Automatic」または「bnb-nf4」を選択します |
GPU Weights | VRAMをどのくらい使用するか、値が大きすぎると動作しません |
ネガティブプロンプト | ネガティブプロンプトは推奨していません(UI=fluxを選択していると、ネガティブプロンプトが入力できないようになっています。) |
Distilled CFG Scale | FLUX.1では、「CFG Scale」の代わりに「Distilled CFG Scale」という項目を設定します。「CFG Scale」は「1」のままにして、「Distilled CFG Scale」を変更します |
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