VMWare WorkstationにWindows10をインストール→Windows11にアップグレード
はじめに
VMWareにWindows10をインストールし、Windows11にアップグレードします。以下の順番でインストールをします。
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VMWare Workstation player 17上に仮想マシンを作成(最終的にWindows11を動かすため、Windows11に対応した環境が必要)
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Windows 10 home をインストール(ローカルアカウント)
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Windows 11 にアップグレード
Windows 11 にアップグレードするため、Windows 10をインストール時はTPM対応のオプションを選択する必要があります。
前提条件
Ubuntu 23.04にVMWare Workstation 17をインストールした状態で確認しました。
事前準備
Windows 10 とWindows 11のisoイメージを準備します。
Windows 10のisoイメージは以下からダウンロードできます。
23/8/19現在のバージョンは「22H2」です
Windows 11のisoイメージは以下からダウンロードできます。
「Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」の項目からダウンロードします。
23/8/19現在のバージョンは「22H2」です
VMWare 上に仮想マシンを作成
VMWare Workstation 17 Player を起動したら、「Create a New Virtual Machine」をクリックします。
「I will install the operating system later」を選択して、「next」をクリックします。
OSを最終的にWindows11にするため、OSは「Windows 11 x64」を選択します。
仮想マシンの名前と保存場所を指定します。
「Key in the Password for Encryption」の画面では、「Only the files need to support a TPM are encrypted」を選択します。
パスワードは適当に入力します。
ディスクサイズはデフォルトでも良いですし、使う環境により増減させてもOKです。
Windows11のインストールは64GB以上必要なので、ディスクサイズを減らすのは注意が必要です。
確認画面が表示されるので、「Finish」をクリックします。
メイン画面にWindowsの仮想マシンが作成されました。仮想マシン名は「Windows11 x64」とします。
Windows 10 home をインストール
インストール用のisoファイルを起動時に使うので、仮想マシンの設定を変更します。
Windows11 x64の仮想マシンを選択し、「Edit Virtual machine settings」を選択します。
Hardwareの CD/DVDを選択し、右側のConnectionの項目で、Windows 10のisoファイルを選択します。
仮想マシンを実行します。isoファイル(DVD)から起動するので、起動時すぐに仮想マシン上で何かキーを押し、isoファイルから起動させるようにします。
あとは画面に従ってWindows10のインストールを続けます。(詳細は省略)
Windows 10でローカルアカウントを設定する
以下の画面になったらVMware上のネットワークを切ります。
VMwareのウィンドウの右下のネットワークアイコンを右クリックし、「Disconnect」を選択します。
ネットワークを切断したら、画面左上の「←」をクリックします。
マイクロソフトアカウントを指定せずに、インストール作業を続けることができます。
その後、いくつかの設定項目を入力すると、Windows 10 のインストールが完了します。
最後に、VMwareのウィンドウの右下のネットワークアイコンを右クリックし、「Connect」に戻しておきます。
Windows 11 にアップグレード
VMWareのハードウェアのセッティングで、Windows11のisoイメージを指定します。
また、CPUのプロセッサ数を6以上に変更します。
(理由は不明ですが、CPUのプロセッサ数を2や4に変更しても、VMWare上プロセッサ数が1となってしまい、Windows11のインストール要件であるCPUコア数=2以上が満たされませんでした。)
Windows10の仮想マシンを立ち上げたら、エクスプローラを起動して、DVDドライブ内のsetup.exeを起動します。
Windows11のインストール画面が表示されたら、「セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更」をクリックし、「更新プログラム、ドライバ、オプション機能の入手」画面で「今は実行しない」を選択し、次へをクリックします。(更新プログラムのインストールに時間がかかるため。)
しばらくすると、ライセンス条項の画面が表示されるので、「同意する」をクリックします。
その後、かなり時間がかかりますが、インストールが完了し、Windows11が立ち上がります。
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