VMwareでHomeAssistant(スマート家電の遠隔操作)を動かす
はじめに
VMware上でHomeAssistantの仮想環境を構築します。
HomeAsssistant上で、スマート家電の一元管理(情報の表示、機器の操作)などができます。
VMware Workstation 17 Playerを使用しました。
以下のページを参考にさせてもらいました。
VMwareで動くHomeAssistantのイメージを入手
以下のページにある「DOWNLOAD THE APPROPRIATE IMAGE」と書かれた項目の下に、「Vmware Workstation (.vmdk)」とあるので、クリックしてHomeAssistantのイメージを入手します。
※2023/7/1時点で、ファイル名は「haos_ova-10.3.vmdk.zip」でした。VMwareの仮想環境を設定
VMware Workstation を起動し、「新規仮想マシンの作成」を選択します。
「新しい仮想マシンウィザード」の「インストール元」では、「後でOSをインストール」を選択します。
「ゲストOSの選択」では、「その他のLinux5.xカーネル64ビット」を選択します。
仮想マシン名と場所を指定します。
ディスクの容量は32GB、また、「仮想ディスクを単一のファイルとして格納」を選択します。
「仮想マシンを作成する準備完了」画面では、「ハードウェアのカスタマイズ」を選択します。
メモリは2GBに変更します。
ネットワークは「NAT」のままにします。
CD/DVD、プリンタは使用しないので削除します。
カスタマイズが終わったら、前の画面に戻って「完了」をクリックします。
HomeAssistant仮想ファイルの設定
VMwareのイメージを保存しているフォルダに移り、「HomeAssistant.vmdk」ファイルを削除します。
ダウンロードした「haos_ova-10.3.vmdk」をVMwareのイメージを保存しているフォルダにコピーし、名前を「HomeAssistant.vmdk」に変更します。
次に、設定ファイルを変更します。「HomeAssistant.vmx」をエディタで開きます。
「.encoding」と書かれた行の下に、以下の文字列を追加して保存します。
firmware="efi"
HomeAssistantの起動
VMwareの画面でHomeAssistantを起動します。
しばらく待つと、HomeAssistantの待機画面が表示されます。
ブラウザから
http://homeassistant.local:8123
にアクセスすると、設定画面が開きます。
ユーザ名、パスワードを新規設定して「アカウントの作成」をクリックします。
自宅の場所、国、通貨などを入力して「次へ」をクリックします。
起動時点で自動認識されたスマート家電が表示されます。機器の追加は後でもできるので、
「完了」をクリックします。
以下の画面が表示されれば完了です。
更新履歴
2023/7/1 公開
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