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プログラミング雑記 2025/09/29

に公開

週が明けてしまった・・・。

プログラミング

.NET

https://tech.guitarrapc.com/entry/2025/09/27/173000

まぁ、アプリケーションサーバーとしてはWindowsはもう死亡しているよね。

Go言語

Goのビルドシステム歴史。だいぶ扱いやすくなったけど、まだ結構はまりポイントはあるんだよね。

Azure DevOps

https://kkamegawa.hatenablog.jp/entry/2025/09/27/222249

Azure DevOpsの2025年9月26日更新内容のまとめです。最大の注目は「Azure BoardsとGitHub Copilotの統合機能(プライベートプレビュー)」で、作業項目の指示をCopilotに連携し自動生成やタスク管理が効率化されます。ただしGitリポジトリはGitHubのみ対応。さらにGitHub Advanced Security機能に新しいフィルターや有効化設定パネルが追加、UIの細かな改良がありました。PipelinesではApp Service拡張機能にバージョン指定記法が導入されました。全体的に実務効率やセキュリティ強化に寄与するアップデートです。

PostgreSQL

https://techcommunity.microsoft.com/blog/adforpostgresql/postgresql-and-the-power-of-community/4457405

なんか最近のMSによるPostgresSQL推しが強い。

バイブコーディング・仕様駆動開発

そもそもCI/CDが整えられていなかったり、QAのプロセスだったりでボトルネックになるし、そもそも、仕事ってコーディングだけなんですか?みたいなこともあって、仕事全体としてはそれほどスピードアップしていないので、今後はAIと既存プロセスのボトルネック特定と解消が鍵であるというのはそうなんですよね。AIで手数は増えてもその分AIとのコミュニケーションコストが増えるというのも真実。

https://blog.shibayu36.org/entry/2025/09/25/180000

僕はSaaSと同じレベルではLLMが出力するコードを信用するのはまだ無理だな。

AI

Microsoft

https://azure.microsoft.com/en-us/blog/agent-factory-designing-the-open-agentic-web-stack/

この記事は、エージェンティックAIの発展に向けた「Agent Factory」シリーズの総括であり、エンタープライズ向けAIエージェント構築のためのオープンなウェブスタックの在り方を解説しています。マルチエージェント協調のための通信プロトコル、エージェントやツールのカタログ化とレジストリ、身元と信頼管理、ツール連携、オーケストレーション、オブザーバビリティ、メモリ、ガバナンスなど、8つの重要構成要素を示し、Azure AI Foundryを中心とした標準化と安全なエージェント運用の実現を提案しています。これらにより大規模なビジネスプロセスの自動化や組織間連携が加速し、企業は効率性と信頼性を高めつつ、責任あるAI導入を推進できるとまとめています。

Ollama

https://ollama.com/blog/web-search

Ollamaは最新のWeb検索APIを公開し、個人向け無料枠と有料クラウドサービスを提供。REST APIやPython/JavaScriptライブラリで利用でき、AIモデルへの最新情報提供や精度向上に活用可能。

どっかのMSがAzureでのbing検索サービスを無くしてくれたので、これはありがたいかも。

GitHub Copilot

https://www.youtube.com/watch?v=kJK9cwrM-5c

論文・その他

https://ai-data-base.com/archives/95636

2025年9月28日のAIDB記事「AIが世界をどう理解し、人々はそれをどう使い、社会や経済にどう効くのか」は、最新AI研究のダイジェストを通じてAIの変容する役割を解説しています。スタンフォード大の世界モデル研究では、AIが動画内の物理法則や物体関係を自律的に学習し、幅広いタスクを高精度でこなす進化を紹介。ChatGPT調査では、利用の7割以上が仕事外の個人的用途で、アドバイザーとしての活用傾向と変化するユーザー層に触れています。医療分野ではLLM(大規模言語モデル)が人間医師を診断精度で上回るケースや、診断文が医師より評価される事例も。Agentic Web時代の到来により、AIエージェントが自動でWebサービスを活用し広告依存型モデルが揺らぐ経済的インパクトや、モデルごとの投資予測センスの違いも報告。加えて、日本語なぞなぞ解答や人間の思考軌跡分析など、AIの限界・特性も示されています。記事はAI活用の現状と今後の課題、社会との関わりの境界を一緒に考えることを促しています。

https://ai-data-base.com/archives/95544

LLM(大規模言語モデル)が誤って依頼を拒否する現象について、ペルソナ・タスク・プロンプト・モデルの4要素が影響することが示された研究の解説記事です。特にモデルの種類が最も強く影響し、次いでタスクの内容やペルソナ属性、指示の書き方も関係します。攻撃性判定等センシティブな内容ほど拒否率が高く、特定のペルソナ指定や自由度が高い指示で誤拒否が増える傾向も明らかとなりました。これらの知見は業務利用時の設計や運用の参考となります。

クラウド

Azure

https://kogelog.com/20250927-01/

俺たちの焦げログ。

Google

https://cloud.google.com/blog/ja/products/management-tools/opentelemetry-now-in-google-cloud-observability/

OpenTelemetry Protocol(OTLP)がGoogle Cloud ObservabilityのCloud Traceで利用可能になりました。OTLPはベンダー依存しないテレメトリーデータ転送を実現し、データの整合性や相互運用性、クライアントサイドの負荷削減を可能にします。新エンドポイント(telemetry.googleapis.com)により、属性やスパンの上限が拡大し、ユーザー体験が向上。GoogleはOpenTelemetry活用によるクラウド全体でのテレメトリー管理・統合を目指しており、今後も全てのテレメトリータイプで対応拡大を進める方針です。

エンジニア

AIとお仕事

https://www.cyberagent.co.jp/way/list/detail/id=32519

エンジニアの役割はなくならないが、確実に仕事の質は変わる。アルゴリズムの記述では恐らくLLMに人間が勝てる時はもう来ないが、どのようなアルゴリズムが必要か考え、その選択の責任を取れるのは今後も人間だけだ。

成長

https://soudai.hatenablog.com/entry/2025/09/27/165806

「知らない」と直面することに価値を見出し、成長のための具体的なアプローチが端的かつリアルに示された記事でした。LinuxコマンドやOSSのコードを読むこと、実際にツールを作ること、それを他言語で再実装することなど、日々の積み重ねがエンジニアとしての地力になるというメッセージが強く伝わります。自分の課題や必要に即した経験を重視する姿勢や、最初から完璧を目指さず小さく始める大切さにも共感しました。

OS

macOS

https://applech2.com/archives/20250928-macos-26-tahoe-electron-windowserver-gpu-spike-issue.html

macOS 26 TahoeでElectron製アプリ起動時にWindowServerのGPU使用率が急上昇する不具合は、ElectronがプライベートAPIをオーバーライドしたことが原因で、今後のアップデートで修正予定です。

ハードウェア

量子コンピュータ

https://xenospectrum.com/industry-compatible-silicon-spin-qubit-unit-cells-exceeding-99-fidelity/

おおっ。

業界動向

https://jp.reuters.com/business/QVSOHN5S4JP7HHND27VQH7J5MM-2025-09-26/

遅いがやらないよりは良い。MS従業員によるプロテストの効果もあったのだろう。GoogleやAWSはどうするんだ?

その他

https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h10761

この記事は、台湾の元デジタル大臣オードリー・タン氏へのインタビューを通じて、デジタル時代の民主主義、SNSのポピュリズム拡大、テクノロジーのもたらす課題と可能性を論じている。

冒頭では、SNSを駆使した右派ポピュリズム政党「参政党」の躍進を例に、極論がネット上で増幅・拡散される本質的な機能不全を指摘。SNSでは過激な意見ほどリポスト(再投稿)で拡散しやすく、AIシミュレーションでもその傾向が再現される。強い結びつき(ボンディング・キャピタル)の報酬がリポストに内在し、同じ価値観同士を強く結びつけてしまう。極論の拡散を防ぐには、異なる意見の橋渡しとなる投稿を優先表示するなどの仕組み作りが有効とされる。

さらに、タン氏はSNSが情報の「拡散(ブロードキャスティング)」を加速させる一方で、意見を幅広く「聴く(ブロードリスニング)」技術もデジタルで実現可能だと述べる。米国や台湾では市民参加型の政策提案プラットフォームが運用されており、多数意見の可視化や建設的な合意形成が進められている。それでもSNS上には対立的な極論が跳梁しやすく、現実の政策形成とは分けて考える工夫が必要とされる。

テクノロジーによる万能の「機械の神」の登場を目指すテックエリートの思想(テクノクラシー/テクノソリューショニズム)については、タン氏は批判的。台湾のコロナ対応などを例に、政府と多くの市民の水平協力による「共創」の重要性を説く。絶対的なAIよりも、個々のコミュニティ価値観を体現する「氏神」のようなAIが多数存在し協調する社会が必要だと主張する。

また台湾は中国からの認知戦・サイバー攻撃という脅威に連携と分散技術で耐え、民主主義社会の透明性・レジリエンスを高めた経験を持つ。対照的に中国は政府主導の情報管理による縦型社会だが、台湾は市民主体の水平分業社会だと指摘。

最後にタン氏はSF小説『スター・トレック』や『三体』を例に、日本や台湾社会における多元主義、バイナリー思考の超克の可能性に言及。デジタル時代のポピュリズムも権威主義も人間によって作られ、変革可能であると結ぶ。

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