プログラミング雑記 2025/09/23
Git、20周年!!🎉
この記事は、Gitが誕生して20年を迎えたことを記念し、Git Merge 2025の内容や今後の展望を紹介しています。Gitは世界の開発現場に不可欠な存在となり、コミュニティによるパフォーマンスやUXの改善、新たなツールやユースケースの拡大を続けています。AIエージェントによる新しいワークフローや課題も議論され、今後はSHA-256への対応や、より使いやすいクライアント開発、教育や応用分野への進化が進められる見通しです。イベントやインタビューも通じて、コミュニティの活発な取り組みが強調されています。
プログラミング
.NET
.NETでWebアプリを作り、コンテナ化、GCPにデプロイしてotelを仕込むまでの流れ。
NuGet.orgの「Trusted Publishing」は、長期間有効なAPIキーを使わず、GitHub ActionsのOIDCトークンを用いて1時間だけ有効な一時APIキーを発行し、より安全かつ簡単にパッケージ公開ができる新機能です。これにより秘密情報の管理や漏洩リスクを低減できます。
Visual Studio 2022 v17.14では、.NET MAUI向けXAML Live Previewがデザイン時に直接利用可能となり、デバッグ不要でUIの即時確認が可能に。Androidデバイス対応や、Copilot Vision利用によるXAML自動生成も強化され、開発効率が大幅に向上しました。
Azure SQLの新しいSqlVector型をEF Core 9/10とDapperで使う方法を解説。SqlVectorによりアプリとDB間のベクトルデータ転送が高速化し、AI向けの高性能処理が可能に。各ライブラリでの設定方法やコード例、関連GitHubリポジトリも紹介。
Ruby
中高生Rubyプログラミングコンテストは、運営の危機を乗り越えて再開。若手エンジニアの成長やコミュニティ活性化を目的に、鳥井雪さんが運営を継承し、多様性・資金面の課題にも取り組んでいることが紹介されています。
Web
フロントエンドカンファレンス東京2025で発表された資料集のまとめ記事です。CSS、UIアクセシビリティ、AIチャットボット実装、パフォーマンス最適化など多様なテーマの登壇資料リンクが掲載されています
Java
JDK 24の主なアップデート内容として、標準APIによるクラスファイル操作、Streamの柔軟な中間操作、鍵導出関数APIの追加、JNIやセキュリティマネージャの制限、量子耐性暗号技術の導入、安全なメモリ操作推奨などが解説されています。
Kotlin
Compose Multiplatform 1.9.0がリリースされ、Web向けCompose MultiplatformがBeta段階に入りました。これにより、既存のComposeのスキルを使ってWebアプリ開発が容易にでき、Material 3対応やアクセシビリティ改善、主要APIの安定化、IDEとの連携強化などが実現されています。他にもAndroid、iOS、デスクトップ向けにも多くのアップデートが含まれています。
JetBrains
JetBrains IDEの新しい「Islands」テーマが2025.2.3から導入されます。ダーク・ライト両対応でUIを刷新し、操作性やエディタとツールウィンドウの区別、タブの視認性を向上。今後のデフォルト化に向けてユーザーのフィードバックを重視し、改良も続けられます。
開発生産性に関する調査
調査によると、開発生産性を阻害する要因の上位3つは「不明確な要件」「会議が多い」「コミュニケーションの問題」であり、これらは技術的な課題ではなく、組織運営やプロセスに起因するものです。不明確な要件は、文書化・伝達不足、開発の本質的不確実性、価値・優先順位の曖昧さが背景にあります。特に「なぜ(Why)」を明確にすることが重要であり、ユーザーストーリーマッピングは、ユーザーの行動や目的、価値を時系列で可視化することで、関係者間の共通認識と合意形成を促進します。これにより、要件定義の質向上だけでなく、アウトカム志向の開発が実現します。加えて、会議やコミュニケーションの行き違いによる生産性低下も、目的や責任の明確化・ドキュメントの共有・適切な運営やツール活用で改善が期待できます。技術的改善だけでなく、組織的な仕組みの見直しが生産性向上の鍵となります。
バイブコーディング・仕様駆動開発
仕様駆動開発(SDD)を4つのツール(Kiro, Spec Kit, spec-workflow-mcp, cc-sdd)で比較・検証。仕様から設計・実装・テストまで一貫管理でき、AIと協業し品質向上やドキュメント自動生成が可能。各ツールの特色も解説。
エンジニア
エンジニアリング
バックエンドエンジニアはWebサービスの基盤となるサーバー、データベース、API開発などを担当し、サービスの安定性や信頼性を支えます。主要な役割はサーバーサイドロジックの実装、データベース設計・管理、API開発、パフォーマンス最適化、セキュリティ対策です。近年はデータ分析基盤やAPIエコノミー、マイクロサービスなどサービス拡張のための技術も重視されています。使用言語はPython、Ruby、PHP、Java、Go等で、ミドルウェアやDBMS、クラウド技術の知見も必要です。キャリアアップには資格取得やオンライン学習、コミュニティ参加、オープンソース活動が推奨され、実践を通じて実力を伸ばすことが重要です。フロントエンドとの協調やAPIファースト開発も現代的なバックエンド業務の特徴です。
責任を持ってリスクをとる
本記事は「エンジニアは身銭を切れ」と題し、プロフェッショナルなエンジニアに必要な覚悟について述べている。組織や制度の構造だけでなく、個人が責任を持ち、自らリスクを引き受ける姿勢が重要であると主張する。単に「技術的に正しい」や「集団責任」などの隠れ蓑に逃げるのではなく、失敗時には痛みを伴い学びを得てこそ成長できると論じる。また、心理的安全性の誤解やキャリアの流動性による責任回避を批判し、仕事の結果に対し本質的に責任を持つ姿勢がプロフェッショナルの条件だと説く。最後に、少数決原理を例に出し、最も身銭を切る覚悟のある人の意見こそ組織を動かす力になると締めくくる。日々の小さな積み重ねや、失敗から学び責任をとることが、エンジニアとしての誇りにつながるというメッセージが込められている。
AI
Google DeepMindは、AIの進化に伴うリスク管理を目的とした「Frontier Safety Framework(FSF)」の第3版を発表しました。この最新版では、強力なAIモデルによる「有害な操作」能力にも注目し、信念や行動を高リスク領域で大規模に変化させる危険性への対策が盛り込まれています。また、AIが運用者の制御を妨げる「非整合性リスク」についても評価方法を強化。リスクの重大度に応じた厳格なガバナンスとリスク軽減策が適用される他、内部運用段階でも安全性審査を徹底します。リスク評価プロセスも詳細化され、包括的な分析と受容可能性の判断が強化されました。今後も産業界・学術界・政府との連携を深め、AGI実現への道筋でリスク管理枠組みの継続的な発展を目指しています。
Google TVにGoogleの生成AI「Gemini」が統合され、ユーザーはテレビに自然な会話で映画や番組の検索、要約、レシピ提案などができるようになった。まずTCLの「QM9K」モデル対応から開始し、他社・他モデルにも順次拡大予定。GoogleはAI統合によってサービスを強化している。
OepnAI
SchoolAIは、OpenAIの最新AI技術を活用し、教師が生徒の学習進捗をリアルタイムで把握しながら個別最適化された指導を実現する教育プラットフォームです。教師の監督下で安全・効果的にAIを活用し、世界80ヵ国の100万教室で導入されています。
xAI
xAIが新モデル「Grok 4 Fast」をリリース。2Mトークンのコンテキストウィンドウとマルチモーダル推論を備え、強化学習で高い効率と低コストを実現。推論・非推論を統合し、APIや無料アプリで利用可能、従来比98%のコスト削減と高いリアルタイム性が特徴です。
GitHub Copilot
GitHubは、2025年のGartner「Magic Quadrant for AI Code Assistants」で2年連続リーダーに選出されました。GitHub Copilotの導入が世界規模で急拡大し、開発者の生産性向上・安全性確保などが高く評価されています。今後もAI活用によるソフトウェア開発の革新を推進していきます。
ACP
コードエディタとAIエージェント間を標準化するAgent Client Protocol(ACP)について、Rustによる具体的実装例を踏まえ、仕組みやメリット・MCPとの関係、セッション管理、通信フロー、REPL導入など技術的ポイントを詳細に解説しています。
論文・その他
オックスフォード大学らの研究者は「人が語るときに頭の中で何が起きているか」をLLMで分析。1,100人の英語話者が物語や日常について語る場面をLLMで解析した結果、思考は川のように滑らかではなく、概念間を飛び跳ねながら進むことが判明しました。個人差や、一貫した思考順序、抽象的な時間構造も数値化し観察できた一方で、自由な思考や個性への対応は今後の課題とされています。LLMを活用したこの手法は、思考の可視化や認知バイアス、構造の違いを探る新たな道を開いています。
LLM(大規模言語モデル)による人間行動シミュレーションでは、自然言語設定の曖昧さやモデルごとの解釈の差が課題となります。本記事では、エージェントの認知バイアスなどを「数値」で明示的に設定し、入力、内部状態、パラメータの三つの方法でモデルのふるまいを制御する新手法を紹介。これにより再現性や調整性が向上し、様々な社会現象の再現・分析が可能となります。使用時の倫理や透明性も重要で、実社会や教育・政策分野への応用が期待されています。
クラウド
Azure
俺たちの焦げログ。
2025年9月22日時点で公開されているAzure関連技術情報をまとめています。主な内容は、Azure AI FoundryによるRAGエージェント品質評価のベストプラクティス、Azure Migrateの概要とメリット、Agentic AIの研究手法紹介など。Azure Blogやアップデート、開発者ブログ等の新情報はありませんでした。
データーセンター
NvidiaはOpenAIと戦略的パートナーシップを結び、AI市場の急成長に対応するため1000億ドルを投資し、約1,000万kW規模・数百万台のGPUを備えたデータセンターを2026年後半から段階的に構築開始します。両社は次世代AIシステム開発と大規模なインフラ整備を進めます
ソフトバンクなど4社は、日本とシンガポールなどを結ぶ総延長約8000kmの新海底ケーブル「Candle」の建設に合意。AIや5Gの普及による通信需要増に対応し、2028年運用開始を目指す。
OS/アプリケーション
Linux
macOS
Appleは2025年9月22日、「macOS 26.1 Tahoe」「iOS/iPadOS 26.1」など各OSおよびXcodeのBeta 1を開発者向けに公開しました。主に不具合修正や新しいセキュリティチェックが追加され、sudo設定の所有者がrootでない場合は設定が無視される仕様変更も含まれています。
慣れない方は試してみても良いのでは。
macOS 26 Tahoeでは、SynologyなどのNASにTime Machineバックアップできない不具合が発生中。原因はUnicodeの正規化形式(NFD/NFC)の違いで、NAS側はNFC形式、macOS 26はNFD形式で認識し、ボリュームを見失う。
ご注意を。
macOS 26 Tahoeでは、iOSのようにコントロールセンターを自由にカスタマイズでき、システム設定からメニューバーに表示するサードパーティ製アプリも簡単に管理可能となりました。UI全体も「Liquid Glass」デザインに刷新されています。
メモ。
メモ。
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