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Amazon CodeCatalystの初期設定手順
1.はじめに
本記事では、Amazon CodeCatalystを利用するための以下設定手順を紹介します。
※AWS環境があることを前提としています
- AWS Builder IDの作成
- CodeCatalyst初期設定
- AWSアカウントの紐づけ
- CodeCatalyst用ロールの作成
■ 対象読者
- これからCodeCatalystを触り始める方
- Code Commitなどの新規利用停止に伴いCodeCatalystに移行する方
- CodeCatalystを利用したいが設定手順が分からない方
■ そもそもCodeCatalystって?
CodeCatalystはAWSの統合ソフトウェア開発サービスです。
※AWS版GitHubのようなイメージです
ソースコードの構成管理やGitHub Actionのようなパイプラインに加えて以下利点があるかと思います。
- SCSKさんのTechHarmony記事での言葉を借りると、AWSのCode ○○系サービスが一つにまとまって提供されている点、複数人での開発(コラボレーション)のしやすい
- AWSの各種サービスを組み合わせた開発がしやすい(パイプライン上でAWSの各種サービスを連携できたりできます)
2.AWS Builder IDを作成する
それでは実際の手順について紹介します。
ここではCodeCatalystの利用に必要な「AWS Builder ID」の作成手順を説明します。
※リンクは2024年8月時点のものです。今後変更される場合がございます。
■ AWS Builder IDの作成手順
手順 | 画面キャプチャ等 | |
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1 | 以下リンク先の「sign up」をクリックする。 ●https://codecatalyst.aws/explore |
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2 | メールアドレスと名前を入力する。 | |
3 | 入力メールアドレス宛に認証コードが届くので、メールに記載のコードを入力する。 | |
4 | パスワードを設定し「AWS Builder IDを作成」ボタンをクリックする | |
5 | 以下リンク先からAWS Builder IDでログインできれば完了。 ●https://profile.aws.amazon.com/ |
3.CodeCatalystの初期設定
ここではCodeCatalystを使用するための初期設定を行います。
- CodeCatalystの初期設定
- AWSアカウントの紐づけ
- CodeCatalyst用ロールの作成
■ CodeCatalystの初期設定手順
手順 | 画面キャプチャ等 | |
---|---|---|
1 | 以下リンクからCodeCatalystにAWS Builder IDでログインする。 ●https://codecatalyst.aws/login |
|
2 | エイリアスを設定します。 ※専用のIDのようなものです |
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3 | CodeCatalystのスペースを作成します。 ●Name your space:CodeCatalystで作業するスペース名です ●AWS Region:US West(Oregon) |
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4 | AWSアカウントを紐づける。 ●AWS Account ID:AWSアカウントIDを入力する |
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5 | 「Go to the AWS console to verify」をクリックする | |
6 | AWSマネジメントコンソールに飛ばされる。 ●「Verify space」をクリックする ●認証されると「Verify Amazon CodeCatalyst space」と表示される |
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7 | CodeCatalystの画面に戻り指示通りに操作する 右の画面まで進める。 |
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8 | AWSマネジメントコンソールに戻る。 以下操作を行う。 ●「Amazon CodeCatalyst」→「Space」に移動する ●スペースが作成されていることを確認する |
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9 | IAMロールを作成画面に移動する。 ●「Amazon CodeCatalyst」→「作成したスペース」→「IAM roles available to CodeCatalyst」の項目に移動する ●「Add IAM role」をクリックする |
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10 | CodeCatalyst用IAMロールを作成する。 ●「Create CodeCatalyst development administrator role in IAM」にチェックする ●Role name:ロール名を設定 ●「Create development role」をクリックする |
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11 | AWSマネジメントコンソールで対象スペースの画面に移動する ●「Amazon CodeCatalyst」→「Space」→「対象スペース」 ●「Go to Amazon CodeCatalyst」をクリックするとCodeCatalystの画面に移動する |
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12 | CodeCatalystの画面に移動できることを確認できれば完了です。 |
4.まとめ
Amazon CodeCatalystを利用するための設定手順を紹介させていただきました。
本記事が初めての投稿なので、内容そのものや記事の書き方などアドバイスあればぜひコメントいただけると助かります。
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