快適なEEICライフを送るためのツール13選
この記事はeeic2022 Advent Calendar 2021の13日目の記事です。
前回の記事はこちらです。
はじめに
こんにちは、eeic2022のいるんごです。eeic2022とは、東京大学工学部電子情報工学科・電気電子工学科にこの秋内定[1]した2年生のことを指していて、私もこの秋から学科生活がスタートしたところです。
かつてはブラック学科の代名詞として名を馳せていたようです[2]が、度重なる改善の結果学科の人気も急上昇し、非常に居心地のよい学科で満足しています。かといって日々がチョロいわけではなく、課題や試験の量は相変わらず多いです。それらをこなすには快適な装備が欠かせません。
そこで、東大理物のアドカレ快適な理物ライフのためのツール12選に触発されて、快適な学科生活を送るためのツールを紹介したいと思います。こういった記事はいくらあっても腐らないと思いますので。
Zennに投稿すべきか迷いましたが、ソフトウェアエンジニアリングと関わりの深い学科であること・ツールもその類が多いことから、界隈の人に工学系・情報系の学生がどんなツールを使ってるのかを見てもらう意味も込めてZennを選びました。
1. GitHub
GitHubですが、学生生活でも大いに活躍します。
Git及びGitHubは、プログラムを含む諸ファイルのバージョン管理をするためのツールで、単なるバックアップを取るだけでなく、branchの概念を利用した効率的な開発や、他人へのコードの公開などができます。
EEICではソフトウェアIというC言語の授業でGitによるバージョン管理と共同開発を全員が学びます。この授業に限らず、プログラムを各課題というのは今後も沢山出るため、バックアップツールとして非常に有用だと思います。自分のPCが突然逝くことは往々にして起こりうるため、きちんとバックアップをとりましょう(戒め)。その他、グループ課題などではGitHubを通じて共同開発をすることになるため、ほぼ必須でした。
EEIC民は将来ソフトウェアエンジニアや研究者になる人が多いと思うので、Gitはいずれにせよ必要になると思います。
2. お気に入りのエディタ
Visual Studio Codeを使っていますが、友人にはVim愛好者が居たり、先生にはEmacs愛好者が居たり、多種多様です。私は宗教戦争には興味ないので、各人が好きなものを使えばいいと思います。
特に授業で初めてプログラミングに触れた人は、間に合せのブラウザ上で動くエディタ(Google Cloud Shellなど)を使っている人が多かったですが、やはりお気に入りのエディタがあると作業効率やモチベが段違いだと思います。環境構築系は大変な作業ですが、それに見合う効果があると思います。
3. マルチディスプレイ
オンライン授業により、家で作業することが多いため、家での開発環境は最重要だと思います。私はPCゲームが好きなのでデスクトップPCを持っていて、ディスプレイを2枚使っています。ディスプレイが2枚あると本当にあらゆることが捗るので、おすすめします。普段ラップトップを使っている人であって、デスクトップを買うモチベがない人は、家ではディスプレイにラップトップを接続するというスタイルもアリだと思います(こっちのが多数派?)。
デスク周りはキーボードやマイク、スピーカー、ライト、マウス、などなど拘りだすとキリがありませんが、その中でも個人的には重要度が最も高いと思っています。
4. Linux環境 or Mac
WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)を使ってUbuntuを使えるようにしていました。結局今ではWinとUbuntuのデュアルブートになっています。
情報・工学の人ならLinuxは避けて通れないと思うので、Win民の人は是非。
5. Wolfram Alpha
数学演習やレポートの検算に使っています。
6. iPad + Apple Pencil
私はiPad+Apple Pencilを導入したら手放せなくなりました。GoodNoteなどのノートアプリを購入すれば、
- 紙が実質無限に使える
- Google DriveやiCloudで同期
- 配布されたPDFにそのまま書き込み
などなど、いいこと尽くめです。iPadはやや高価ですが、寝っ転がってネトフリを見るのにも使えるため、まだ持っていない方はご検討してみては!
ちなみに私はiPad(無印)という最も安いモデルを使っていますが、友人にはiPad ProやiPad Airという上位モデルを使っている人も多く見かけます。軽かったり、ペンの充電が楽だったり、色々なメリットがありますので、購入する方は一度調べてみてくださいね。
7. Slack
Slackではテストや課題のリマインド、質問、Apexや麻雀の募集、ご飯の募集、輪読会の募集といったチャンネルの他に、ストレスが溜まった時に発狂[3]するチャンネルなど色々なチャンネルがあり、楽しいです。
8. Discord
[4]に動いています。Apexや麻雀をやっている人たちの他に、作業通話や雑談、深夜のメンヘラ人生相談などが行われています。Slack及びDiscordはWeb長と呼ばれる役職の人が担当してくれています。いつもありがとうございます。
EEIC2022では学科Discordが存在していて、割と活発9. Google Calendar
大学生以上になると何かしらのスケジュール管理手段を持っているはずです。紙の手帳だったり、スマホアプリだったり。私はGoogle Calendarで管理しています。
- 異なるデバイスで同期できる
- 学務システム(UTAS)を初め、多くの外部のカレンダーをインポートしてスケジュールを反映できる
- GmailやGoogle Meetとの連携
などが主な理由です。
10. TODOリスト
アホみたいに課題が出るので、流石にTODOリストの類が無いと見逃すのではないかと思います。私は少し前までGitKraken Boardを使っていました。
こんな感じで、クリップボードのような形でTODOリストを作れます。GitHubと連携するのが本来の用途ですが、協働作業をするには課金が必要なようです。個人利用であれば無料です。
ただ、バイトの応募のメモや調べたことのメモ書きなどもまとめてしまいたいと思い、Notionを使い始めました。
このように、看板型のTODOリストや、自由に書けるNoteなどが一体になっています。私もまだ使いこなせていませんが、最近よく聞くので人気がありそうです。
[5]のトップページに課題を表示する拡張機能
11. ITC-LMS学科の友人が作ったChromeの神拡張機能の宣伝です。いつも助かっています。詳しくはこちら。
12日目が作者による記事で、この拡張機能の紹介がされています。
12. Twitter
EEICは学内でも屈指のTwitter使用率を誇っており、約130人の同期の内、60-70人ほどはアカウントを持っているようです。実際につぶやいてるのは一部なんですが、つぶやいてないけど結構見てるみたいな人も含めると結構重症だと思います。
私は学科に事前の知り合いが厳密に0人だったので少々不安でしたが、変な垢名のおかげでやたら話しかけてくれて、友達が結構できたというオタク=エピソードがあります。学科民は面白い人が多いので、彼ら・彼女らのTweetを見るのも楽しいです。
理物の記事にも書いてありましたが、確かにTwitterはこの学科に限らず優秀な人ばかりが目立つ[6]ので、そこはメンタル管理が大事ですね。私は、ひたすら勉強内容やうまくいったことを呟いてる人を見て、以前は「うう...」となっていましたが、今は「みんなも自己肯定感の維持を頑張ってるんだな」と思うようになりました。これは煽りとかではなく、Twitterのような場でそういうことを放出することで、その人が鬱を回避している可能性があるからです。所詮は画面越しに美化された呟きで、その人の自己満足だと思って見てみると、平和な気持ちで見れるようになりました。
13. Instagram
「EEICでインスタとかwww陰スタグラムの間違い?www」って思ったそこのあなた、意外と使ってる人が多いです。私は飯を流したりTwitterやってない人との連絡手段に使ったりしています。おすすめの飯屋を探すのに使うなど、使いどころをミスらなければ上手く使えるんじゃないかと思います。
おわりに
いかがでしたか?このアドカレは同期の交流が目的なので、学科の雰囲気が伝わるように書いてみたつもりです。参考になったツールがあれば是非使ってみて下さい!明日からの記事も是非よろしくお願いします!
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