【AWS Summit Tokyo 2023】各ブースの人たちと実際にお話して得られたAWS関連製品の情報
2日目の午後だけオフラインで参加してきました。半日だけですが、すごい楽しかったです。自分の立ち回りから得られた情報を書いていきます📒
EXPO
これが楽しかったので、ほぼこれメインで立ち回りました。 やっぱり企業の人たちと1:1で話せるのは貴重な機会だなと感じました。全体の傾向としてはアプリやインフラそのものではなく、ツールが多くて煩雑になりすぎたアプリやインフラの間をどうつなぎこめるかというポイントに注目が集まっているように感じました。いかに無駄な管理をせず開発するか、分析するか、監視するかという点です。
分析系
セキュリティ系についで、多いイメージでした。個人的に担当している分野ではないのですがここのインフラには携わっていたりするのでとても興味のある分野であります。
Snowflake
自分のプロジェクトでも導入したのでそのお話。利点はサイロ化の解消、分析スピードと課金のシステム(データ分だけじゃなくて利用分だけ)とのこと。導入企業は450くらいだった記憶。また活用までのスピードも早い。私自身もなんとなくこの製品の勢いを感じてます。
teradata
こちらも自プロジェクトで関わりがあるのでお話ししてみました。プロジェクトで関連があるので知らなかったのだが、独自の分析製品があるとのことでそれを紹介してもらいました。導入は1000以上あるもよう。SnowffFakeで450だからかなりすごいと思います。利点はちょっと忘れちゃいましたが、SageMakerと連携するので、分析xアナリティクスなんだと思います。AWS上でやるよりもより高度な動きができるのでしょう。ちなみに、ここに関しては担当の人の名前も通じたりしてかなり親近感がわきました。
dendo
はじめてみるお名前でした。こちらも分析系でデータと分析ツールの間に入って、統合管理的なことをやってくれるようです。これはおそらく分析ツール側でやると思うのですが、それだとかなり手間なようでこのツールをかますと工数とコスト削減ができるようです。データ分析にオーケストレーション的なものなのかと思いました。
監視系
主流のnewrelic、datadogは人気があったのでスキップしました。
mackerel(マカレル)
あの、はてな(ブログ)が出してる製品でした。強みは導入のしやすさやその使いやすさかなと感じました。監視系は運用系の人たちもみたりするのでUIは非常に重要だと思います。海外製品が主流のなかで珍しい日本製です。一時代を担った築いた企業がこんな感じで返り咲くのは激熱だなと思いました。なお、IRETでも導入してたもようです...知らなかった。1000企業導入してるみたいなので、実績も大いにありますし、監視はこの製品を比較検討に必ずいれたいですね。
PagerDuty(PD)
私のプロジェクトでも利用があるので、お話きいてみました。最近の動向としてはインシデントの特定や解決支援に力をいれてるとのこと。要はいかに不要なアラートをPD側で減らせるかということです。もうこのアラートいらないよねをPDに分析してもらうのです。これらをPD側でも解決できるようになるのであれば、非常にありがたい動きです。
skyCoodle
スカイさんの製品で、運用保守体制作ってやってくれるみたいです。自分のところは保守部隊があるのでお任せすることはないですが、競合の情報としてサービスの内容を知っておくのは重要かなと思います。札幌からわざわざきてらっしゃったみたいです。自分は近場からふらふらきてる人間ですが、この日のためにいろんな準備して遠方からきてるの考えると尊敬しかありません。競合ですが一緒にがんばりましょうで完結。
その他
HashiCorp
個人的に使ったerraformCloudのVariable(クレデンシャル)まわりのことが気になっていたので、きいてみました。結果、Vault使ったほうがいいよとのこと。SeacretManagerとかじゃダメなんかなぁともったけど、VaultはDynamic Secrets(期限の付いた認証情報を動的に生成)などを筆頭によりセキュアなようです。またプラットフォームが複数ある場合の統合管理に有効です。Vaultは有料のポイントもあるのでHashiCorp的にはけっこう押しな印象をうけました。
VMware Cloud on AWS
AWSへの移行、VMからAWSサービスの利用、AWS上にVMがそのままのせられる製品のようです。クラウドがはやる前はVMが主流でしたが、クラウドとの親和性をもったおかげでまだまだ活路のありそうな製品のようです。売り上げだけチェックしてみたら近年もしっかり伸ばしているようでした。
Branze
カスタマーエンゲージを管理するプラットファームでマーケティングの課題を解決できるようです。要は顧客をどうやって囲うのかってところでしょうか。自分はBtoBなのでピンとこなかったのですが、BtoCやってるところは気になるサービスかもしれません。
outsystems
ローコード(少ないコード数で開発できる)のプラットフォームです。ローコード開発では世界でもトップのシェアのようです。内部ではAWSが動いているようですね。友人がお仕事で使っているのをきいたことを思い出しました。
SIer(同業者)
サーバーワークス、サニークラウドは忙しそうだったのでお話できなかった。
NRI
atlaxという導入とQUMOAというコンサル的なことをされているようです。同業者なのであまりいい質問が思い使ったのですが、あとから他者とは違った強みとか聞けばよかったなと後悔しました。自分のIT1年目にでSESで入ったところなので個人的に思いれもあって割と注視させてもらってます。
CEC
Biz(コンサルとか設計など)とDev/Ops(開発、構築、運用)で支援内容がわかれてましたが、聞いた感じやはり最近はBizのほうが多いようです。この傾向はどこのSIerも同じようですね。
クラスメソッド
さすがの盛況っぷりでした。ねこのマスコットもいました。HashiCorpのイベントのお礼だけ伝えて終了。なんでクラメソはあんなことできるんですかってきいたけど、なんて回答してもらったか忘れてしまった。とりあえずここのブログはAWSエンジニアの生命線でもあるので常に感謝を忘れてはいけない。
KDDI
Connectの導入やってました。KDDIと考えると確かにConnectはイメージしやすいですね。提供はIRETからでリセールは7%offです。お仕事でいつもお世話になっているのでご挨拶だけしておわり。
IRET
一応自分の会社もいきました。営業さんとちょっとだけ話ししておわり。セッションでもあったスマートドローンが置いてありました。https://www.iret.co.jp/news/20230412.html これは1日目にセッションがあったのですがオンラインできけるものときけないものがあり、きけない方だと当日気が付きました。この辺も来年は注意しようとおもいます。
AWS
人が多いこともあって、あまり見れませんでしたが、一応自分がみたのだけ。
(ブース名は記憶なので間違ってたらすみません)
Computeコア、ネットワーキング、ハイブリットクラウド
実際にAWSで使われてる機器がありました。このあたりの機器すらもAWS独自のものが存在しているようです。CPUすらもAWS独自のものでした。またAWSは固有リージョンだけでなく、要望があれば各データセンタへの設置もやってるようです。やるならこんなラックになるよってのがおいてありました。クラウドやってるとこのへんの存在がみえにくくなりがちですが、物理機器が存在するという根本は昔からかわらないのだということを再認識しました。
Infrastructure Showcase
Snowball Edgeがおいてありました。資格勉強で鬼のようにでてきたサービスだったので、ずっと気になってしましたが、実物をまのあたりにして不思議な気持ちになりました。あとSNOWCONEなるかわいらしいものもありました。これは存在すら知らなくて、こんな小さいの用途あるの?ときいたら、回線細いところとかね、使うことあるんですよみたいなお話きいて、なるほどなーとなりました。
AWSサポート
実際にこのブースがあったか定かではないのですが、サポートの人とお話できました。うちのプロジェクトはめちゃくちゃお世話になってるので感謝をお伝えしてきました。そうするとIRETの問い合わせ品質はとても高いとのこと。自分のプロジェクトはIRET経由の問い合わせではないですが、AWSの人からこんな声をきけてすごくうれしかったです。
認定者ラウンジ
認定者用だけが入れるラウンジ、すごいよかったです。自分は特になにもしませんでしたが、会社の人とかは大抵資格もってるのでここで待ち合わせとかしやすいですね。2日目の午後にいったけど自動で12冠Tシャツもらえました。各シールもエンジニアにささりそうなドット絵がとてもよかったです。
AWSセッション
EXPOに注力してしまったのというのと、席でわちゃわちゃしてしまい、正直こちらはかなりおろそかになってしまいました...来年はちゃんとインプットできるように気を付けたいとおもいます。
Web3 におけるよくある課題の解決方法
ほぼインプットできず。鍵管理、Wallet、マルチチェーンの扱い、スケーリング、ガスレストランザクション(ユーザーにガスコストを負担させずにイーサリアムネットワークでのトランザクションを送信可能にする)、オフチェーン(ブロックチェーンを使わない)との使い分け、ブロックチェーンの分析あたりのお話をされていたようです。
仮想デスクトップ環境の運用を見直そう! 新たな仮想デスクトップサービスの選択肢とAppStream2.0運用管理のDive Deep
EUC
いつでもどこから、どの端末からでもアクセスできる VDI(仮想デスクトップ) サービス
→現代の多様な働きかたの変化から生じる課題を解決できる。
WorkSpaces Core
AWS以外のVIDソリューションからAPI経由でアクセスが可能になる。
→既存VDIを活用した拡張が可能。
WorkSpaces Core
安価でセキュアな仮想ブラウザの提供
→プロキシ的な役割としても使えるのでセキュア化を実現できる
App Stream2.0
■ 安全なアプリとデスクトップの利用環境提供
■ 効率化/高度化
・イメージ更新の自動化:EventBridge、Step Functions、SNSを利用。
・適切なスケーリングポリシー:まずはスモールスタートから。
・セキュリティグループのアタッチ/クロスリージョン構成
CloudTrail、EventBridge、Lambdaを利用。イメージはリージョンまたぎもOK。
・OS/アプリのログ自動収集:KinesisからS3で可能。
振り返り
EXPOが楽しすぎてそっちにほとんど時間がとられてしまいました。セッションも有益なので来年はもうちょと時間の計画とかして挑もうかと思います。半日だけじゃやっぱり時間が足りないですね。最後は会社のみんなとラーメン食べて帰りました。終わったあとにあれこれお話できる仲間がいるのもまた良かったなと感じました。
セッションの様子
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