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Roo Clineを快適に使うためにショートカットを設定する
VS Code/Cursor拡張機能のRoo Clineは、AIを活用したコーディング支援ツールとして注目を集めています。Roo Clineはデフォルトでキーボードショートカットが設定されていないため、自分の好みに合わせてカスタマイズすることで、より効率的に利用することができます。この記事では、Roo Clineに対してキーボードショートカットを設定する方法を紹介します。
前提として、Mac×Cursorのケースにおける設定方法を記載するので、VS Code、Windowsの場合は適宜読み替えていただければと思います。
Cursorのキーボードショートカット設定のカスタマイズ方法
まずは、そもそものショートカットの設定方法について簡単に説明します。
設定画面からカスタマイズする方法
-
Cmd+Shift+P
でコマンドパレットを開く - 「Keyboard Shortcuts」と入力して「Preferences: Open Keyboard Shortcuts」を選択
- 設定したいコマンドの行をダブルクリック
- 新しいキーボードショートカットを入力
特定のショートカットキーに、すでに割り当てられているアクションを確認する
検索バーの右側にある Record Keys
をクリックすることで、ショートカットキーから検索ができます。
keybindings.jsonで直接設定する方法
-
Cmd+Shift+P
でコマンドパレットを開く - 「Keyboard Shortcuts」と入力して「Open Keyboard Shortcuts (JSON)」を選択
- 以下のような形式で設定を追加:
{
"key": "ショートカットキー",
"command": "コマンドID",
"when": "条件式"
}
その他の条件の指定方法は こちら を参考にしてください。
おすすめショートカット設定
ショートカットでRoo Clineのパネルを表示する
ショートカット一覧から View: Show Roo Cline
を検索し、お好みのショートカットキーを設定してください。
自分はExplorer表示のショートカットと同じ感覚で使うために shift+cmd+d
を設定しています。
jsonで指定する場合は以下のようになります。
{
"key": "shift+cmd+d",
"command": "workbench.view.extension.roo-cline-ActivityBar"
},
⌘+Nで新規タスクを開始する
cmd+n
のショートカットは、一般的には新規ファイル作成とバッティングします。
しかしjsonで条件指定をすることにより、Roo Clineのビュー(サイドバーやチャットパネルなど)にフォーカスがある時のみ、cmd+n
で新規タスクを開始できます。
keybindings.json
を開き、以下の設定を追加してください。
{
"key": "cmd+n",
"command": "roo-cline.plusButtonClicked",
"when": "focusedView == roo-cline.SidebarProvider"
}
`roo-cline.SidebarProvider` などのviewのid取得方法
VS Code/Cursorの Extensions
を開く
idを確認したい拡張機能を選択し、FEATURES
のタブから確認可能です
キーボードショートカットが効かない場合
- OS側のキーボードショートカットと競合していないか確認してください。
- VS Code/Cursorの他のキーボードショートカットと競合していないか確認してください。
- 競合がある場合は、競合している先の設定を変更 or 削除してください
- 設定後にキーボードショートカットが反映されない場合は、VS Code/Cursorの再起動を試してみてください。
参考
Discussion