ESP32-C3M-TRYについて
ESP32-C3M-TRYについて
概要
ESP32-C3M-TRYは株式会社マイクロファンが設計・販売するオールインワンのIoT開発ボードです。
ESP32-C3-MINI-1と言うRISC-Vアーキテクチャのシングルコアプロセッサが搭載されWiFiやBluetoothインターフェイスも搭載されています。
また、USB Type-Cインターフェースを搭載しており、PCとの接続が簡単に行えます。
画像引用元：https://www.microfan.jp/wp-content/uploads/2023/06/ESP32-C3M-TRY-2.jpg
基板上に各種の表示装置、センサー、スピーカー、スイッチなど搭載されたIoT学習ボードで、
ブレッドボード上で部品を配置し、ジャンプワイヤーで配線して回路を構成する必要がなく、特に初心者が陥りやすい誤結線による動作不要や接触不良、部品破損がなく、学習者はプログラミングに集中することができます。
AmazonやYahooショッピングで4,400円程度(原稿執筆時)で購入できます。
端子の割り当て
| シンボル | 信号線 | 備考 |
|---|---|---|
| SW1 | D2 | 負倫理 |
| SW2 | D3 | 負倫理 |
| SW3 | D6 | 負倫理 |
| SW4 | D9/SCL | BOOTローダーモード移行用 |
| SW5 | RST | リセット |
| LED1 | D0 | 正論理 |
| LED10-LED12 | D10 | WS2812B(NeoPixel), CN4 (ボード右上のコネクタ) |
| SCL0 | D9 | OLEDディスプレイ、温度・湿度センサー、加速度センサー |
| SDA0 | D10 | OLEDディスプレイ、温度・湿度センサー、加速度センサー |
| X1 | D21 | 圧電スピーカー |
| Q2 | D1(ADC) | 明るさセンサー(フォトトランジスタ)、アナログ値 |
| CN2 (ボード左下のコネクタ) | D20 | 人感センサー |
| CN3 (ボード左下のコネクタ) | D7 | RCサーボ |
| CN5 TRIG (ボード左上のコネクタ) | D4 | 超音波距離センサー |
| CN5 ECHO (ボード左上のコネクタ) | D5 | 超音波距離センサー |
https://www.microfan.jp/2023/06/esp32-c3m-try/より転記加筆
Micropythonのファームウェア
MicrofanがオリジナルのMicropythonをESP32-C3M-TRYに合わせて拡張したファームウェアを下のURLで配布しています。
記事執筆時の最新バージョン(ESP32-C3M-TRY-20240201-v1.22.1.bin)は次のURLからダウンロード可能です。
追加されたモジュール
記事執筆時に
>>> help('modules')
で調べたESP32_GENERICからESP32-C3M-TRY-20240201-v1.22.1.binに追加されたモジュールは以下の通りです。
aht21
dcmotor
hcsr04
hmac
jwt
kxtj3
ledmatrix
ledmatrixjp
microdot
microdot_asyncio
microdot_asyncio_websocket
microdot_session
microdot_utemplate
microdot_websocket
misakifont
oledcs
oledjp
rcservo
sdcard
ssd1306
st7735v2
sysfont
tma_jp_utl
tone
utemplate/compiled
utemplate/recompile
utemplate/source
Thonnyを使った開発環境の構築
Thonnyを使った開発環境の構築は次のページが参考になります。
Discussion