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mac で使うべき外部ディスプレイは4Kではなく WQHD or 5K

2023/02/25に公開

mac に適したppi

macOS での Apple のインターフェイス デザインは、非 Retina では 1 インチあたり約 110 ピクセル、Retina では 1 インチあたり約 220 ピクセルの密度で、Retina では 1 インチあたり約 220 ピクセルの密度で快適に使用できるようにデザインされている。

これは非Retina の WQHD で27インチ程度、4kだと 40 インチ程度になるが、40インチクラスのpc用モニターはなかなかない。私は31.5 インチの4Kモニターをネイティブ解像度で使うと文字が小さくて結構疲れる。WQHDにスケーリングして使うと目の疲れが軽減されるのでやはり4Kの作業領域を使いたい場合は40インチ程度の大きなディスプレイを用意するのが良いと思う。

非整数スケーリングの問題

ではラインナップが多い 4K 27 インチのモニターをWqHDにスケーリングすれば良いかと思いますが、4K を WQHD にスケーリングするとテキストなどがぼやけます。
mac の高解像度ラインナップが 4K ではなく 5K なのは 5k を WQHD にスケーリングすると 0.5 倍なのでぼやけずに表示できるようになっています。

4k の場合、綺麗にスケーリングするには フルHD までスケーリングする必要があるため 27 インチだと大きすぎる形になってしまいます。

また、非整数スケーリングにした場合はグラフィックに負荷がかかりパフォーマンスが落ちます。
5K mac の場合、1600 * 900 よりも綺麗にスケーリングできるWQHD相当のほうが負荷が低いようです。
https://blog.hisway306.jp/entry-2015-05-14-233000

なのでテキストがぼやけずWQHD相当の作業領域が必要な場合は 4K モニターを買うのではなく、Wqhd モニターを買うか、5K モニターを買うのがテキストベースで作業する場合にはベストかと思います。

と、いうわけで4Kモニター捨ててWQHDモニター買ってきます。

参考:
https://bjango.com/articles/macexternaldisplays/

https://bjango.com/articles/macexternaldisplays2/

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