[エンジニア的読書]目利き―シリコンバレーのスター経営者たちが最も信頼する日本人
ども。イヌイエビオです。
みなさまいかがお過ごしでしょうか???
私は先日コロナ(何回目の流行なんでしょうね?)を発症し、数日間高熱にうなされておりました。
ある程度体調が回復してきたタイミングで仕事復帰&読書復帰。と言う流れになるのですが、まだ図書館や本屋さんにいく元気はない。。。
ということで、本棚整理がてら、昔に読んだ本を再度読んでみることにします。
本日ご紹介いたしますのは、こちら
『目利き―シリコンバレーのスター経営者たちが最も信頼する日本人』
です。
伊藤忠テクノソリューションズ(以降、CTC)の元代表取締役である佐武廣夫(さたけひろお)さんが米国シリコンバレーでどのようにビジネスを展開していったか???
というお話。
今では、世界トップのITタウンに成長したシリコンバレーですが、その成長の一端を日本のシステムインテグレーターが牽引した。
という話はご存知でしょうか???
令和の現代においては俄かに信じられない話ですが、実は本当の話なんです。
シスコシステムズ・サンマイクロシステムズ・トレンドマイクロ・マイクロソフトなど名前をあげたらキリがないほどの豪華メンバーを相手取り、ジャパニーズサラリーマンが豪快かつ繊細にビジネスを展開していく様は、読んでいるこちらもワクワクしてきます。
技術的な話というよりも、ビジネス・交渉よりのはなしが多いので、ビジネス小説を読んでいる気分で楽しみながら読めてしまうのも魅力の一つ。
結構古い本なので無論書いてある内容も古めです。
昔のシリコンバレーが舞台となりますので、『今は亡き、、、』的な会社もチラホラ出てきます。
昭和生まれ、平成前半生まれのエンジニアの方は、どこか懐かしい話題を再発見できる内容ですし、若手のエンジニアには、年長エンジニアとの会話のネタとしてもおすすめの一冊となっています。
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