Ubuntu 20.10でFcitx5を使用する

公開:2020/11/07
更新:2020/11/08
2 min読了の目安(約1800字TECH技術記事

Ubuntu 20.10で最新のFcitx5を使用する方法を紹介します

概要

Fcitx 5.0.0 is now availableというわけで、試してみました。

もともとはリリース前のDebian Sidのソースパッケージを使用していましたが、ちょうど今朝リリース版がDebian Sidに入ったため、更新しています。

fcitx5-mozcのパッケージは存在しないため、リビジョン76ec0c8のソースコードを取得し、Debian Sidのソースパッケージに改変を加えました。今確認したら最新のMozcに追随していますね。

用意するもの

テスト用のUbuntu 20.10またはそのフレーバーを用意してください。くれぐれも実環境では使用しないでください。

20.04 LTSでは動作しません。

インストール方法

Kubuntuを除くUbuntuとそのフレーバーでは次のコマンドを実行してください。

$ sudo add-apt-repository ppa:ikuya-fruitsbasket/fcitx5
$ sudo apt install fcitx5-mozc
$ im-config -n fcitx5

実行後再起動するとFcitx5に切り替わっていると思います。

Ubuntuのスクリーンショットその1

Kubuntuでは次のコマンドを実行してください。

$ sudo add-apt-repository ppa:ikuya-fruitsbasket/fcitx5
$ sudo apt install fcitx5-mozc fcitx5-config-qt 
$ im-config -n fcitx5

実行後再起動するとFcitx5に切り替わっていると思います。

Kubuntuのスクリーンショットその1

Kubuntuのスクリーンショットその2

雑感

fcitx5-configtool(ソースパッケージ名はkcm-fcitx5)のビルドにはQt 5.14が必要なので、Ubuntu 20.04 LTSではビルドできませんでした。

Ubuntu(というかKubuntuを除くフレーバーも含む)だと現在のステータスがわかりません。「Global Options」の「Show Input Method Information when changing focus」にチェックを入れると、一度フォーカスを外してもう一度アクティブにすればわかりますが、やや面倒です。

Mozcのツールなどのメニューは、設定メニューを起動し、「Addons」タブの「mozc」の右側にある歯車アイコンをクリックすると表示されます。

mozcメニュー

個人的にはFcitxにあった状態パネルがあると嬉しいのですけど、イマドキじゃないと言われると返す言葉がないのですよね。

Kubuntuはいずれも当てはまらないので、KubuntuというかKDEで使う分にはいいかも知れません。