Shift
+ Shift
)
Search Everywhere(RubyMineのどこの画面にいても、(Shift
+ Shift
)を入力することで、「Search Everywhere」を起動することができます。
「Search Everywhere」で検索できることは、ファイル名・コマンド・メニュー...とRubyMineで管理しているものすべてです(!)
表示された検索枠に、検索したいキーワードを入力することでインクリメンタルサーチが実行されるので、必要なファイル・コマンド・メニューを選択します。
検索対象の絞り込み
Search Everywhereの起動時には、上部のタブの「All」がハイライトされています。
この状態で検索すると、先の通り、ファイル名・コマンド・メニュー全てが検索結果にヒットします。
これはこれで便利なのですが、検索対象が増えてくると、例えばコマンドを検索したい時にもファイルが検索結果に表示されてしまって非効率的です。
そんな時はタブを切り替えて、検索対象を絞り込みましょう。以下に各タブごとの検索対象を表示します。
タブ | 検索対象 | ショートカット |
---|---|---|
All | 以下すべてを検索する |
Shift + Shift
|
Classes | クラスを検索する |
⌘ + O
|
Files | ファイルを検索する |
⌘ + Shift + O
|
Symbols | ファイル内の文字列を検索する |
⌘ + ⌥ + O
|
Actions | アクション(RubyMineの操作)を検索する |
⌘ + Shift + A
|
Git | Git操作を検索する | なし |
記載しているショートカットを利用することで、そのタブが選択された状態でウィンドウを開くことができます。 また、各タブ間はTab
/Shift
+ Tab
で移動することができます。
タブ以外にも検索範囲・対象を指定することができますが、ここでは割愛します。
Railsを扱うようになったり、gemの中を確認するようになると、ここらへんにもフォーカスできると効率的に作業ができます。
詳しくは、どこでも検索 | RubyMineを確認してみてください。
Search Everywhereの使い所
これ以降のChapterでは、各操作をショートカット(ショートカットがない場合は、メニューの箇所)とともに紹介します。
日々のコーディングとともに、ショートカットも覚えられるようになってくるとは思いますが、いきなりすべてのショートカットを使いこなすことは難しいです。
そこで「Search Everywhere」の出番です。
例えばテキスト操作編では「大文字・小文字の切り替え」を紹介しますが、私もたまにしか使わないので、ショートカットの成功率は4割くらいです。
このようにショートカットを忘れた場合は「Search Everywhere」でやりたいことを検索します。
今回は「UpperCase」「DownCase」から連想して「case」と検索しています。 合致したテキストの中から「Toggle Case」を選択することで、大文字・小文字を切り替えできました。
Search Everywhereの検索結果にはキーボードショートカットが記載されているので、2回目以降実施するのであればショートカットを使うのがいいでしょう。
事前準備編で紹介した「Key Promoter X」と合わせて、ショートカットは一気にではなく、徐々に覚えていきましょう!