🐑

WSL2 Ubuntuの導入でLinux管理ユーザを登録し損ねた

2023/04/09に公開

TL;DR 要約

WSL2 Ubuntuの初回ユーザ登録をやらなかったら、デフォルトユーザがrootになっちゃった。
デフォルトユーザの変更方法もあるけど、Ubuntu再インストールが手っ取り早いと思いました。

経緯

WSL2 Ubuntuインストール直後に、Linuxユーザの登録を促されるのですが、登録する前に間違って閉じちゃいました。。
まあUbuntu開けば、改めて登録を求められるかと思ったのですが・・・
Ubuntu root
あれ、、rootユーザで接続される・・・

方法1. Ubuntuの再インストール

デフォルトユーザの変更方法もありますが、再インストールしたほうが手っ取り早いと思いました。

  1. Powershellより、ディストリビューション名を確認する
    wsl -l -v
    
    ディストリビューション一覧
    ディストリビューション一覧
  2. WSL2よりディストリビューションを削除する
    wsl --unregister ディストリビューション名 # 確認した名称
    
    ディストリビューション削除
    ディストリビューション削除
  3. アプリと機能より、ディストリビューションをアンインストールする
    Ubuntuアンインストール
    Ubuntuアンインストール
  4. ディストリビューションを再インストール、初回ユーザ登録を行う(今度こそ)
    wsl --install -d ディストリビューション名
    
    再インストール
    再インストールが完了すると初回ユーザ登録を促される
  5. 改めてUbuntuを起動すると登録ユーザがデフォルトに
    Ubuntu起動
    めでたしめでたし

方法2. デフォルトユーザの変更

  1. rootユーザからユーザを登録する
    adduser ユーザ名 # 任意
    
    ユーザ情報の入力を求められますが、特に理由が無ければデフォルト(エンター連打)でいいでしょう。
    ユーザ登録
    ユーザ登録
  2. sudoグループに加えて、sudo権限を付与する
    gpasswd -a ユーザ名 sudo # 新規作成したユーザ
    
    sudoグループ追加
    sudoグループへ追加
  3. デフォルトユーザを記載する設定ファイル(wsl.conf)を作成する
    cat << EOF > /etc/wsl.conf
    [user]
    default=ユーザ名 # 新規作成したユーザ
    EOF
    
    wsl.confの作成
    wsl.confの作成(デフォルトユーザ定義)
  4. ディストリビューション(Ubuntu)の終了
    Ubuntuを閉じる。
    Powershellより、以下のコマンドを実行し、完全にUbuntuが停止していることを確認する。
    wsl -l --running
    
    Ubuntu停止確認
    Ubuntu停止確認(約8秒ほどかかる)
  5. Ubuntuを再度起動すると、デフォルトユーザが変更されている
    デフォルトユーザの変更確認
    デフォルトユーザを変更できた!

Discussion