CODE BLUE 2024 学生スタッフ参加記
CODE BLUE 2024に学生スタッフ(学スタ)として参加した記録です。
あとから追記する可能性大です。
CODE BLUE 概要
CODE BLUE とは
以下公式サイトより引用です。
CODE BLUEとは、世界トップクラスの情報セキュリティ専門家による最先端の講演と、国や言語の垣根を越えた情報交換・交流の機会を提供する国際会議です。
(略)
CODE BLUEは国際的なコミュニティ形成の場となることを目的にするとともに、CODE(技術)によってBLUE(海)を超えて人と人をつなぎ、よりよいインターネットの世界作りに貢献していきます。
キャッチコピーは "because security matters" であり、セキュリティの重要性を強調しつつ、CODE BLUEの理念を象徴しています。
学生スタッフ とは
こちらも同様に公式サイトからの抜粋です
CODE BLUEでは次世代育成の一環として、カンファレンス運営をお手伝いする学生ボランティアスタッフを募集しています。運営の合間には、世界トップクラスの講演を聴講したり、海外の技術者や若手同士との交流をしたりすることも可能で、国際カンファレンスの熱気を最前線で体験できる絶好の機会となります。
これまで学生スタッフの採用を10年以上続けてきた結果、過去にスタッフとして活動した学生の中には、サイバーセキュリティ業界への就職に繋がったり、CODE BLUEの登壇者として活躍する人材も出てきています。
研究室の先輩方や、セキュリティ・キャンプ卒業生もこのCODE BLUEに参加しており、以前から参加したいと考えておりました。
選考課題について
募集ページに書かれていた内容は以下のとおりです。
【Benefit(価値)】
- 業務の合間にCODE BLUEの講演を聞くことができる
- 参加者、講演者、スタッフが一同に会するネットワーキングパーティーに参加できる
- セキュリティに興味がある学生スタッフと仲間になれる
- セキュリティ企業の担当者と実際の現場や就職について相談できる
- 世界最先端の講演者と語り合える可能性あり
- 国際会議の運営経験が身につく
- スタッフTシャツ提供 ※2日分
【望ましい経験/スキル(※Mustではありません)】
- 勉強会運営、ゼミ運営、イベント運営・支援経験
- 接客経験(アルバイトなど)
- セキュリティに対する興味
- 英会話スキル
- <<重要>> 何よりもCODE BLUE を心から楽しめる方!
CODE BLUE学生スタッフへの応募理由や採用となった場合の想いなどを記載してください。【望ましい経験/スキル】を踏まえて記載やハンドル名での活動実績もウェルカムです!
45人の枠に対して例年多くの方が応募しており、選考課題は簡潔にわかりやすく書くことを心掛けましたが、書きたいことを書いていると1000文字ほどになってしまいました。締め切りは7/27で, 9/5に採用の連絡が届きました。
学スタ参加者はセキュリティ・キャンプなどで面識がある方もいれば、初めてお会いする方もいました。久しぶりの再会で、近況報告をしたり、初めてお会いする方からは研究の話やインターンの話で盛り上がりました。
学生スタッフの仕事について
私を含めた3人は 案内誘導 の担当を任されました。具体的には、入り口から入場する参加者を受付に案内する業務や、ネックストラップを持っていない方の入場を防ぐ対応を行いました。また、退場者が同時通訳レシーバーを所持していないか確認する業務や、参加者からの質問に対応する役割も担いました。
常に立ったまま待機をするため、普段からアルバイトで立ち仕事をしていたので自信がありましたが、足腰へのダメージはかなり大きかったです。
一方でラッシュ時を除き3人中1人は休憩をしていたので、観に行きたい公演や、企業ブースを回ることはできました。また途中から待機時は椅子に座って待ってて良いと言われ、無事に2日間を乗り切ることができました。
3日間の流れ
Day 0 (2024/11/13)
お昼から集合で、全体でのオリエンテーション後、担当ごとに仕事内容の説明や、会場の案内をしていただきました。
最後にスポンサーの方々からのご挨拶をいただいた後、自由に交流する時間が設けられました。
Day0終了後、宿泊組の学スタの方と晩ごはんを食べに行きました。翌日起床できるかという不安からか、珍しくごはんの写真を撮っていませんでした。
Day 1 (2024/11/14)
朝7時に会場集合のため、5:30に起きました。
初日は慣れていないのと受付をする人が一気に押しかけるため、かなり忙しかったです。来場された方が、参加者なのか、スピーカーなのか、はたまた企業ブースの方なのかによって案内が異なり、大変でした。また英語でやり取りをする機会も多く、自身の英会話力の低さに気付かされました。
お昼ご飯は4種類から選べ、豚の生姜焼きを選びました。
また、休憩時間に色々な企業ブースを回りました。Flatt Securityさんの千本引きでTシャツが当たりました。インターン参加者がこのTシャツを着ているのを見たことがあり、欲しかったので嬉しかったです。
他にも、「SBOMとセキュリティの透明性 - すべてを統合する方法 / Allan Friedman」を聴講しました。私自身もSBOMの重要性を感じ、現在の研究を行なっており、かなり共感する部分が多い内容でした。
この日は会場の利用可能な時間ギリギリまでプログラムが長引いたため、夜もかなりバタバタしていました。
晩ごはんは学スタの方とちばチャンというお店に行きました。写真のビールやフライドポテト、唐揚げは全て「大バカサイズ」で写真映えする料理でした。
Day 2 (2024/11/15)
Day 1と仕事内容は変わりませんでしたが、前日に比べ落ち着いて案内ができました。
お昼ご飯は別の業者さんのもので、こちらも美味しかったです。
午後からは「NRIセキュアにおける宇宙セキュリティに関する取組みについて / 神宮 健」と「Pixelセキュリティの内部解析 / Nikolay Elenkov, Vincent Chen」の2つを聴講しました。宇宙セキュリティについて今まで深く考えたことがありませんでしたが、地球と通信している以上、何かしらの侵入経路があるのだなと感じました。Pixelセキュリティに関しても、Titan M2というセキュリティのチップが搭載されていることは聞いたことがありましたが、どのような経緯で、どのような目的で導入されているかなどが聞けました。
全ての公演が終了後、ネットワーキングパーティに参加しました。スピーカーや学スタだけでなく、聴講で来ている方とも交流ができました。ここでも英会話力の低さからうまく会話できず、英会話をするべきだなと思いました。
3日間を振り返って
基本立ち仕事で足腰がかなり痛めつけられたのは事実ですが、それ以上に観たかった公演や企業の方々と交流できたので参加して良かったと思いました。Tシャツやステッカーなど沢山いただくことができました。
一方で、英会話ができないことによる機会損失が多く、スピーカーの方とお話しできなかったのが強く悔やまれました。もし来年も参加できるのであれば、日常会話レベルの英会話はやっておこうと思いました。
ぜひ来年度も参加し、スピーカーアテンドに挑戦したいと思いました。
持っていくと良いものなど
- 名札
同じ服を着ており、配布されるネームプレートも読みにくいので、Twitterアイコンなどが書かれた名札を安全ピンなどで止めておくと便利だと感じました。 - ペットボトルホルダー
喉が渇いた時にペットボトルを腰にぶら下げられるホルダーを使っている方がおり、便利そうだなと感じました。
一応環境配慮のため水筒持参をお勧めされています。 - 名刺
学スタ同士だけでなく、企業ブースなどで名刺交換することが多く、多めに持ち歩くことをお勧めします。自分は100枚くらいは必要でした。
CODE BLUE以降のイベントなど
GMO主催のアフターパーティー
Day 2終了後、GMOさん主催のアフターパーティに参加しました。会場には多くの方がお酒を楽しんでおり、かなり活気を感じました。
アフターパーティー後のごはん
ネットワーキングパーティやアフターパーティでは、多くの方とお話をするのに精一杯でお腹が空いていました。ホテルへの帰り道に学スタの1人に声をかけられ、もんじゃを食べました。
AVTOKYO
AVTOKYOに参加したいと以前から考えていましたが、前売りチケットがなくなってしまい、当日券が残っているのかドキドキしながら会場に向かいました。会場の15分前ほどに向かいましたが、無事にチケット(¥12,000)を購入できました。
物販ではステッカーや2022年の入場者バッジを購入しました。バッジの電源が壊れやすいと説明は受けていたのですが、2回目で壊してしまいました。(ハンダづけコーナーで修理しようとしたところ新しいものと交換してくださりました。ありがとうございます。)
公演やブースだけでなく、色々な企業の方と交流することができました。
Discussion