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Go Conference'20 in Autumn SENDAI 参加リポート
はじめに
本日開催された「Go Conference'20 in Autumn SENDAI」にオンラインで参加しました。
セッションは合計で10以上ありましたが、その中で私が視聴した4つのセッションについて、リポートをまとめました。
セッションの動画はYoutubeのSendai.go公式チャンネルで視聴することができます。
ナイフ1本で行うGoのサバイバル術
登壇者:tentenさん(メルペイ)
knifeというのはtentenさんが開発している自作ツール。
knifeという名前はアーミーナイフから。
Goには公式で様々なコマンドが用意されているが、現状だと型情報をベースにして調べることができない。
knifeはgo listのように型情報を表示できるツールで、指定したパッケージの型情報を表示することができる。
メルカリのエンジニア情報ポータルサイトにもtentenさんの記事あり。
Go on DockerスタイルでのバックエンドAPI構築
登壇者:伊藤真彦さん(フューチャー株式会社)
メルカリやヤフオクから情報をクローリングして、一覧で見れるアプリを個人で開発。
フロントサイドはVueでバックエンドがGoでクローリングにはGoquery、Agoutiを使っている。
- コンテナを軽くするために
1. 軽量なベースイメージを使う
2. 不要になった者をアンインストールする - Goをコンテナで動かすポイント
1. 環境変数をセットする
2. Go Modulesを活用する
3. マルチステージビルドを活用する - フューチャー技術ブログはこちら
HTTPクライアントを作ろうとして学ぶ、使いやすいインタフェース
登壇者:泉将之さん(ウォンテッドリー株式会社)
「使いやすいインタフェース」とは何かを実例から学び、実現するための手法を考える内容。
スライドの中で引用されていた「良いAPIとはどうあるべきか」の所が印象的。
APIs should be easy to use and hard to misuse.
引用元と思われる記事
- 良いインターフェイスにするための3つの条件
1. Easy to learn / Easy to use
2. Hard to misuse
3. Easy to extend - セッションの最後にはgRPCの話もあってそちらも興味深い。
Go言語再入門の気付き
登壇者:平田智子さん(株式会社Gunosy)
一年間実務でGoをやってきて再入門するに至った経緯と方法を解説。
- インプット
1. 基礎参考書の熟読
自分が弱い分野の把握、言語仕様を確認
2. コードリーディング
フューチャー技術ブログを参考に実施
3. 特定分野の掘り下げ
書籍「Goならわかるシステムプログラミング」「Go言語による並行処理」 - アウトプット
1. とりあえず動かす
GoPlaygroundがおすすめ
2. 小さめの便利ツールを開発
コマンドラインツールなど、標準ライブラリ縛りで実装
3. 既存のコードの改修/新規コードで導入
Discussion