Closed30

自分のNFTを作ってみる

hajimismhajimism

NFT系のプロダクトを開発するが、自分はまだなんもわからんので「作ってみた」で入門する。

hajimismhajimism


別のやつ作ろうとしたら名前だめだった。そんあことある?

hajimismhajimism
hajimismhajimism

いきなり NFT の話を始めると知らない用語が多く登場してしまい面食らってしまうと思うのでまずは今後出てくる各用語の ざっくりとしたイメージ を書く

ありがたい

hajimismhajimism

ちょっと硬い話だが、この NFT は Ethereum においてはERC721という規格が定められている。

例えば ERC721 に定められているtokenURI(uint256 _tokenId)というメソッドがあり、その返り値として"https://enftxamplebucket.s3.amazonaws.com/my-tokens/" + _tokenIdのような URL を返すようにする。その時仮に引数の_tokenIdが 42 の時はhttps://enftxamplebucket.s3.amazonaws.com/my-tokens/42を返す。そしてその URL にアクセスすると下記のようなシンプルな JSON を返すようにしておく。

するとこのimageの部分に NFT として販売したい画像の URL なんかを含めておくことで、各マーケットプレイス(NFT の販売サイト。OpenSea や Foundation や Rarible 等)では「この NFT ではどの画像を表示すれば良いのか?」というのが共通インターフェースを通じて呼び出せるので分かるという仕組み。

なるほど

hajimismhajimism

実はこうしたマーケットプレイスでは自分のウォレットさえあれば独自でスマートコントラクトを書かなくとも画像投稿サイトに画像をアップロードするような感覚で NFT を売ることができる。しかし独自コントラクトで発行しない場合、正確にはマーケットが NFT を発行するので NFT の最初の所有者がクリエータ自身ではなくなる。

今はOpenseaに握られているのか

hajimismhajimism

画像はブロックチェーン上にないの??という疑問を持つ人もいると思うが、その通りで基本的にはチェーン上にはない。チェーン上にあるのは「誰がどの NFT を持っているのかという記録」のみ。https://enftxamplebucket.s3.amazonaws.com/my-tokens/42という URL が返す JSON ファイルが消えたらそれで終わり。虚無のトークンを保有する事になるはず。

なるほど

hajimismhajimism

『サピエンス全史』の「ホモ・サピエンスは虚構の共有により世界の覇者となった」みたいな話を思い出したな

hajimismhajimism
hajimismhajimism

当然ながら異なるブロックチェーンネットワークに「αブラックロータス」が含まれないことを証明するのは技術的に不可能である。

ただし、制約をつければ可能となる。
「α版ブラックロータス」のデータは、「ブロックチェーンネットワークAのスマートコントラクト0xaaaaaaaにだけ存在する」と発行元が宣言すれば良い。そうすれば他に存在するものは偽物と見做すことができる。
あくまで偽物と「みなす」だけであり、同一の画像データはブロックチェーン上に存在するため、何を本物とするかは受けて側の信仰心次第である。

hajimismhajimism

希少性だけが目的であれば、発行枚数を公開することを前提とした従来通りのDBでも良くないだろうか...?
例えば、株式も発行枚数が定義されており、誰が何枚持っているかは株主名簿で確認できる。
MMORPGでもソシャゲのガチャもアイテムの出現率を公表することで希少性を演出できているだろう。
ライブのチケットも人気の公演は需要と供給の差による希少性によってプレミアが付くこともあるだろう。
どれもブロックチェーンは使われていないのである。

希少性だけが目的であれば、Why NFTである...

hajimismhajimism

例えば貨幣価値も虚構の一つだけど、1万円が1万円の価値を保っていられるのは多くの人がそう信じているからであって、多くの人がそう信じているのは、国家というこれまた多くの人が信じている虚構がそう定義しているから

hajimismhajimism

ブロックチェーンのインフラ部分は非中央集権だが、その上で動くスマートコントラクトは中央集権である。
ほとんどのNFTに関しては、DAOのようなガバナンストークンを用いた非中央集権的な運用はされていないのが現状である。

そもそもなんで非中央集権をもとめるんだ?資本主義へのアンチテーゼとして?

歴史上、いまだかつて社会が非中央集権で運営されたことがないので人類にはまだ難しそうというのが直観

hajimismhajimism

相互連携は受け入れる側が、受け入れるための実装をする必要がある。
実装をするための共通インターフェースをNFTとするのか、業界で調整して決めるのかは各サービス開発者がそれぞれで決めれば良い。

「ブロックチェーンのインフラで実装していれば多少の手間をかければできる」ことと、「各社で規格のすり合わせに何ヶ月もかければ技術的に可能」ではとても大きな壁があることは認識してほしい。

hajimismhajimism
hajimismhajimism

このようなNFTの使い方をユーティリティNFTと言います。メンバーシップ(会員制)のサービスに利用します。Zennの本もNFTとして購入できるようになると良いですね。

「Zennの本もNFTとして購入できるようになると良いですね。」の部分がなんでかまだよくわかってない。

hajimismhajimism

よく言う「本物かどうか」ってやつか。
「本物」に価値を置くことと非中央集権を求めることは矛盾すると思うんだけどどういう整理なんだろう?

hajimismhajimism

あと容易にコピーできること(=限界費用がほぼ0であること)が市場経済にとってのdigitalの魅力だと思うんだけどそこはどう考えられているんだろう。そもそもそういう市場経済へのアンチテーゼなのかなやっぱり

hajimismhajimism

ゴッホの「ひまわり」の本物とレプリカの価値の違いは突き詰めると「信仰(=本物のほうがはるかに価値があると信じ込んでいること)」でしか無く、NFTならアートの価値をなんたらかんたらというのは要するに「別の信仰」ということなのだろうな

hajimismhajimism
hajimismhajimism

佐々木:最近はNFTもトレンドによって注目されているポイントが変化しています。

昨年(2021年)は一点もののNFTアートや、プロフィール写真として使われるNFT画像(PFP、Profile-Picture)が真っ先に流行しました。その後、NFTを所有していることで、所有者限定の特典がダウンロードできたり、所有者だけが入店できる店舗があったりという、「ユーティリティ」と呼ばれる特典を付与したものが増えてきました。

そして今新たに注目されているのが、NFTそのものにサービス性やゲーム性を組み込んだもの。単なる画像でも割引クーポンでもなくて、まるでアプリのようなものを生み出そうとする人が現れてきていて、次々と新しい使われ方が発見されている段階です。

hajimismhajimism

Web3じゃないとだめ!みたいなことは別にないけど、新しい価値が生まれるかもしれなくてみんな実験中って感じかな

hajimismhajimism

なんかあれだなー、デジタル上で自分の名前を他人に握られたくないってことなのかな

例えば湯婆婆に名前を取られたら支配されてしまうように、自分のアイデンティティが誰かの所有するDBに入ってるのが嫌だなって思う人がいるのかもしれない

hajimismhajimism

https://toyokeizai.net/articles/-/505950

結論から言えば、Web3.0とは「ユーザーをサービスの株主(のような存在)とみなし、運営と成長に参加してもらおう」というコンセプトでインターネットサービスのあり方を再構築するものだ。

これがいちばん賛同できるかな

前にまちづくりの仕組みで「まちの好きなお店の株を0.5%ずつ住民で所有する」っていうのを考えてたんだけど、それのデジタル版(?)ってことか。

hajimismhajimism

筆者は、Web3.0の実態は、民主化というよりもむしろ、資本市場の二層化であると考えている。

資本市場の基本的な投資体験は金銭的出資によって株式を購入し配当と株主総会への参加権を得る、というものだ。この機会を社会に提供するのが株式市場であり、証券取引所である。

これに対し、Web3.0の世界で提供されるのは、非金銭的な応援・貢献を通じて利害関係を得るためのトークンや、少額・小口の出資でガバナンスへの関与権を得るためのトークンだ。これらは既存の資本市場の裾野に参加ハードルの低いエリアを設けるものといえる。

これはしっくり来るなー

hajimismhajimism

雑だけどやっぱ「新しい虚構のかたち」として解釈するのが自分の中で収まりがいい

このスクラップは2023/01/09にクローズされました