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卒論の書き方が知りたい

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  • 想定する読み手は当該分野の専門家に限らない
  • 教科書・参考書のように、各章が独立に近い位置づけを有する形式で書く
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自分が目にした論文、教科書、ウェブなどを、あますことなく参考文献に加えて、関連研究の章などで紹介する。その分野において世界中で自分が最も多くの参考文献を知っている、というくらいの姿勢を示すべき。

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自分がまとめたZennのスクラップを参考文献に加えるのどうなんだろ
参考文献に自分の論文挙げといて、その参考文献引けるようにしとくのはよくやるか

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また、修士論文では読者に専門家を想定しないということから、学会発表原稿以上に、「なぜその論文を紹介するのか」「なぜその論文が本研究に関係するのか」という背景の説明が必要です。

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実行結果が何を意味するのか、何故そうなったのか、どこがよかったか、どこが悪かったか、 どうすればもっといい結果が出るか、といった考察や議論の記述を充実させましょう。 ページ数に制約のある学会発表原稿では、極端な場合では、実行結果を「いい結果が出た」の一言でまとめてしまうことがあります。 修士論文では、この点に関して深い考察を進めましょう。

「読者を専門家に限らない」という前提と一致する感じがある

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修士論文の執筆と提出を完了したら、印刷・製本して 家族やその他、いままで皆さんを見守ってくれた大切な人に見せる のを強く推奨します。

うわ、この観点は無かったな。家族が読んでもわかるようにすればいいのか。

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問題はなにか・なぜこの問題が重要なのか・問題の原因は何か・どんな解決案を提案するのか・その効果は本当か・他にどんな研究があるか(なぜそれらの既存研究ではだめなのか)・誰のために役に立つのか・どう発展できるか(どんな応用があるか)、などを明確に述べる。

ありがたい。最初にやる。

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というかこういうアイデアなら無限に思いつく気がする。

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また「もしこのネタ(アイデア)で論文書くとしたら、どうなるだろう」と論文ストーリーを書きだしてみる。たぶん10分もかからない作業だが、こうやって言語化することでアイデアの良し悪しや素性が見えてくるし、最初のひらめき以上にアイデアを膨らますことができる。

わかる...。最初に30minくらい妄想が続いたらその後もわりとずっと楽しくなる。

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図を効果的に。英語力で勝負できない日本人はせめて図は綺麗に的確に。査読するときにも図に気合が入っている論文は熱意が伝わってくる。特に英語論文に慣れていない人は、図を整備しながらストーリーを作って行くぐらいのほうが楽。図の説明(caption)を詳しめに書くのも個人的にはおすすめ(本文と多少重複していても構わない。対応する本文を読まなくても図だけで意味が理解できるように)。

そもそも図を書くという発想が無かったな...

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↑で安宅さんの記事が参考に挙げられていた、好きなので読む
https://kaz-ataka.hatenablog.com/entry/20081018/1224287687

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  1. まずイシューありき

自分の考える世界観があり、そのパースペクティブ、ビューポイントに基づいてこういうことが言えるはずだ、あるいはこういうことを言えば意味(インパクト)があるというメッセージがまずある。これはぶわっとした話ではなく、もう論文のタイトルと言って良いレベルで決まっている。

ゆーてこの一言が読みたかっただけ

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行くと紙をペラッと持っていて、一番上にタイトル(メインメッセージ)、その下は左がサブメッセージが五つぐらい並び、その右に一つ一つデータ、実験結果のイメージ、見せ方が絵コンテのように入っている。要は紙芝居的なストーリーラインになっている。

「絵コンテ」って言い方、イシュー本でも使われてたよな

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修士論文の第一義の目的は、自分とは必ずしも専門(研究テーマ)が一致していない(ここが重要)所属学科の審査教員に、自分のやった研究の内容と意義を理解してもらうことである。

したがって、通常の学会・研究会論文よりも、研究の背景、動機、位置づけ、その分野の研究動向(サーベイ、関連研究)みたいなところは意識的にていねいに、しっかりと書く

同じこと書いてあるな

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まず目次案をつくり、それぞれの章で書くべきことを箇条書きレベルで入れていく(この段階でいちどチェックします)。

いつもやってること

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ページ数について:多いから優秀とは限らないが、修論/博論の評価基準の一つが「どのくらい本気で研究したのか/どのくらいの作業量だったのか」なので、尺度としてページ数はやはり大事。「書くことが少ない≒やったことが少ない」なので。言いたいことが沢山あって困る、ぐらいの修論はやはり読みでがある。といって無理やり文章を水増ししたり、スカスカの図を入れたりする必要はない(無理やり伸ばしたところは、ちょっと読めば一発でわかってしまう)。

わりと「頑張ったで賞」的な概念が許されているんだな。ちょっと安心(?)

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学生レポートとの違い:学生レポートは、通常その作業の「動機(なぜそれをやるのか)」を議論することは必要ない( 与えられた課題を正しく解いてそれを報告すればよい)。一方、修論や博論では、「研究の動機・価値」を理解してもらうところが重要であり、かつ難しい。

ここに時間をかける意識ってあまりなかったな...。がっつりやってみよう。

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この分野の一般的な技術者を想定し、その人達が読んでわかるように書かなければいけません。講義のレポートとは違うので、指導教員が読んでわかるものを書けばよいというのではないのです。

一般的な技術者とは、例えば、他大学の情報関係の学部を卒業した程度の人で、 新聞・雑誌の技術記事くらいは多少読んでいて、一般的な技術動向については把握している人と考えれば良いでしょう。

また書いてある

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ウェブページを参考文献に挙げるのは、同内容の記事が雑誌や論文誌に掲載されている場合は、避けてください。理由は、ウェブページはいつ内容が変更されたり、アクセス不能になるかわからないからです。

やむを得ずウェブページを参考文献にする場合は、

(わかれば)執筆者名(個人または団体・法人)
(タイトルが明確であれば)タイトル
(必ず)URL
(わかれば)そのウェブページの最新更新日(○年○月○日更新)
ウェブページの参照日(○年○月○日参照)

ウェブページめっちゃ参考にしたい

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紙で添削を受ける場合、二度目以降の添削では、前回の添削を受けた(赤入れされた)原稿も合わせて提出してください。教員は多数の学生の論文を並行して添削するので、どんなコメントをしたのか覚えていないのが普通です。ただしメール添付のファイルでやりとりされている場合は前のものが残っているので大丈夫です。

Notionでやるときは安易にresolveできない?

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「新しい意味を伝えることが、命題の本質である。」(ウィトゲンシュタイン)

すげ

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あれ、二重引用って中の方の縦棒ちょっと小さくなるのか

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くっっっそわかる

「全体のアウトラインを決める」(結論表を作る。結論表から目次を作る。各部分で何を書く予定か箇条書きにする。)
「書きやすいところから書く」(軟弱者の原則。装置の説明などから書く。)
「ある部分の2割が書けたら、他の部分の執筆に移る」(浮気者の原則)
「ある部分の8割が書けたら、他の部分の執筆に移る。10割の完成までは険しい」(浮気者の原則アゲイン)
「人に見せる」:先生や同僚に見せる。見せれば見せるほど、速く楽に書ける。

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引用含めて金言多いな

いい論文とは何だろう?
他人とは違う題材や、他人とは違うやり方に、チャレンジしている研究の論文
読者が使いたくなる結果が載っている論文。(たとえ発想が平凡であっても、データが優れていて、同業者はこれを引用しないわけにはいかない論文。)
読者になるほどなと思わせる論文。つまり、読みやすく、分りやすく、結論が自然であるのに、類例がない論文。
どうすれば、そうなるか?:研究課題をできるだけ深く突き詰めて考え抜くこと。浮気しないこと。

「私は天才ではない。ただ、一つの事に人よりも長く付き合っただけだ」(アインシュタイン)
「下手な写真は、被写体への接近が足りない」(ロバート・キャパ)“If your pictures aren't good enough, you aren't close enough.”

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ダメな論文を書く14の方法 (海原雄山口調でお読み下さい)

雄山は重要な一点のみを指摘する傾向にあるので、14も言わせるのはもっと別の人のほうが良さそうに思った

このスクラップは2023/09/21にクローズされました