ChatGPT Plusに加入してみた
「ChatGPT Plus」とは何か
ChatGPTが世の中を騒がせて久しいと思います。
幅広い内容に対話形式で対応し、しかも日本語で問いかけても流暢な日本語で返してくるということで、自然言語処理の高度な発展を身近に感じさせるものでした。
しかしその驚異的なサービスであるChatGPTは1週間で会員数100万人、2ヶ月で1億人という驚異的なサービスの成長を見せました。
こういったサービスは裏側の深層学習モデルを動かすのが大変なため、最近だとピークの時間帯には「今はキャパシティオーバーだからあとで戻ってきて。(Eメールを登録しておくと知らせるよ)」という表示がよく出ていました。その中で登場したのが有料版のChatGPT Plusです。
自分の環境だと2/10に突如加入ボタンだけが登場したのですが、アメリカ在住者のみしか登録できない状態でした。しかし翌月2/11には日本向けにもサブスクリプション登録が可能な状態になりました。
なぜChatGPT Plusに加入したのか
もともとすごいサービスだとは思っていましたが、使いたい時に使えないことが個人的体験としては多く、また最近はレスポンスも悪かったので、自分はGPT-3.5モデルをOpenAIのAPIから自前でプロンプトを構築して、エセChatBotにして遊んでいました。
しかし、これの問題点は意外とお金がかかることです。これは推測ですが、ChatGPTはユーザーの入力以前にもそれなりの長さのプロンプトが挿入されており、それが豊かな表現をもたらし、反対に過激だったり不適切な表現を抑制するようになっています。これをOpenAI APIを使って構築すると、APIはトークン長によって課金されるため、意外とお金がかかります。
(日本語を出力するためにはトークン列も長くなるため、よりお金がかかりやすいです。)
そうなってくると少し割高でもChatGPTの有料プランの方がlimitを気にせずにすみますし、また自分でプロンプトをわざわざ調整する手間もありません。ということで今回加入してみました。(月20ドルです)
ChatGPT Plusへの加入方法
ChatGPTを開いた画面の左側にアップグレードボタンがあり、そこからクレジットカードを登録すると完了です。
デフォルトとターボの2種類のモデルが選択できるようになります。
確定情報ではないですが、デフォルトのモデルも課金者向けのモデルになっているという噂です。
「ChatGPT Plus」を使ってみた体験
元々のChatGPTのヘビーユーザーではないのでわからないのですが、無料版ではいつ出力されるんだろう?と思っていたのがスムーズに出力される印象があります。ただし、応答までに10-20秒程度のラグがあることはあり、「爆速になった!」という感覚はありません。
(また日本向けサービス展開の初日だからかもしれませんが、ターボモードはよくエラーになりました)
最近Rustを勉強しているのですが、便利だと感じられるコードを書いてくれとChatGPTに依頼。
長い文章もきっちり出してくれるのでやっぱりいいですね。(API使うと1回数円くらいかかりそう・・・)
「ピークで使えません」という表示は今の所一度も出ていないことから、必要なときに開いてサービスを使えるという安心感はあります。ここからインフラが増強されて、さらに快適に使えるようになって欲しいです。
「ChatGPT Plus」の活用方法と今後の展望
ChatGPTが優れているのは前の文脈も考慮しながら、実際に人間とチャットを打っている感覚で思考を深めていけるポイントにあると思います。おそらく今まで壁打ちと呼ばれていた作業ぐらいなら、ChatGPTに対してやって行った方が、有益かついくらでも付き合ってくれるのでいいのではないでしょうか。
ここからさらに新しい自然言語処理モデルが出てきて発展していくと考えると、人間とAIの知能の差ってなんなのだろう?となりますね。
この記事の構成はChatGPTの提供でお送りしました。
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