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🖨SimplyPiセットアップ

2022/04/16に公開

はじめに

3Dプリンター周りの環境見直し中、OctoPiをセットアップしようとすると、OctoPi以外にも3Dプリンター用のOSがあることを発見

グーグル先生と相談したところ、SimplyPiというOSが個人的に気になったのでセットアップしてみる。

環境

  • ラズパイ(3Bを使用)
  • Raspberry Pi Imager

SimplyPiについて

3D print anywhere, anytime - SimplyPrint

一番そそられた機能がこちら

なんといつでもどこでも印刷ができるらしい。
スライサーも搭載されているので、出先から印刷スタートして家に帰る頃には終わってる…みたいなことができるのかな?

この機能を使うには会員登録が必要だが、個人利用ならフリープランがある。

ちなみにほとんどの3Dプリンターで動作するらしい。

3D printer compatibility list - SimplyPrint

手順

SimplyPiのセットアップ

Raspberry Pi Imagerから焼いていく。

「OSを選ぶ」→「Other specific-purpose OS」→「3D printing」から「SimplyPi」を選ぶ

焼き上がりを待つ間に、次の項目を進めていく。

SimplyPrintでアカウント作成

こちらから登録

Create account | SimplyPrint

登録の流れはこちら

  1. Your information
  2. Choose plan
  3. Add printers
  4. Printer setup
  5. Overview

1,2はそのまま書かれた通りに進めればOK

3からは、普段使っているプリンターを設定していく(フリープランは2個まで登録可能)

Anycubic i3 Mega Sを使っているので選択し、GO TO PRINTER SETUP

今回はSimplyPrintOSを用意したので、一番左を選択
(OctoPrintからもセットアップできそうな雰囲気ある)

Wi-Fiの設定画面に移る。
適宜設定し、「DOWNLOAD THE FILE」をクリックするとoctopi-wpa-supplicant.txtファイルがダウンロードされる
(ヘッドレスセットアップをよくする人は見覚えのあるファイルかも)

これを、焼き上がったSDイメージの/boot直下に配置し、古いファイルと置き換える。

配置したらSDを取り出し、ラズパイの電源を入れてプリンターと接続しておく。

SimplyPrintの設定に戻り、何回かNextを押すとプリンターの設定画面になる。

「SETUP」クリックすると先ほど起動しておいたラズパイが出てくるので、「SET UP OCTOPRINT」でOctoPrintのセットアップウィザードに遷移する。

特に設定にこだわりはないため、青々とした「Use recommended settings」を選択

(なんかウィンウィンとかあるしよさそう)

次にOctoPrintのログインアカウントを作ります。これは通常のOctoPiをセットアップするときと同じですね。

注意書きを読んでセットアップを終わります。無人で動かしたらダメ絶対。

完了するとコードが表示されるので、SimplyPrintのセットアップページに戻り、下の方の「Enter setup-code」に表示されたコードを入力。

(コードをコピーできたのにペーストしたら1文字分しか貼られなかった…)

プリンターが見つかったら接続する。

セットアップに成功すると、プリンターの隣に✅が出る。

コントロールパネルを表示したところ

以上でセットアップ完了です。

終わりに

クラウド経由なのでネットワークが異なる複数のプリンタを操作・管理するときに重宝しそうなイメージです。

セットアップしといてなんですが、個人利用なのでシンプルOctoPrintで事足りてるなと感じました。。。🤦🏻‍♀️

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