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[Google I/O 2022 メモ]Success on Google Play with new acquisition, engagement, and monetization tools
- ユーザーのライフサイクルの3つの重要な側面で、ビジネス成長に役立つエキサイティングな機能を紹介
- Acquition(獲得)
- Engagement(エンゲージメント)
- Monetization(収益化)
Acquisition
- 新規ユーザー獲得
- Playストアのリスティングページは、ユーザーにサービスを提供するための最も重要なルートの1つ
- 今年は、カスタマイズ、柔軟性、実験、を強化して獲得を促進するツールを提供する
Custom store listing now with deep links
- 日本語Consoleだと、「ストアのカスタム掲載情報」のこと
- 2年前にカスタムリスティング機能を発表し、国ごとにターゲティングする機能を導入した
- 今日、ディープリンクの導入で次のレベルに引き上げる
- 固有のディープリンクを介してアクセスするユーザーに、特定のストアリストを表示できる
- カスタムストアリストとディープリンクの強力な組み合わせによって、Playストアでのユーザーエクスペリエンスをさらにパーソナライズできるので、柔軟性が高まる
- 例えば、米国のユーザーがいるレシピアプリで、好みに合わせたストアリストを作成するとする
- ハロウィンやディワリ祭の時期に合わせて、グループごとにストアリストを作成し、特定のデザートのページにディープリンクすることができる
- ハロウィンやディワリ祭の時期に合わせて、グループごとにストアリストを作成し、特定のデザートのページにディープリンクすることができる
- 開始するには、[Store presence]の下のカスタムストアリストページに移動して、新しいカスタムストアリストを作成
- [Targeting]セクションで、一意のURLパラメータを追加し、送信すると完了
- 作成できるカスタムストアリストの数を10倍に拡大
- パーソナライズしたカスタムメッセージを柔軟に作成して、獲得を最大化できるようにする
Store listing experiments
- 日本語Consoleだと、「ストア掲載情報のテスト機能」のこと
- ストアリスティングの実験に投資し、パフォーマンスを分析、改善するための新しい方法を構築している
- 先月ストアリスト実験の次のバージョンを開始した。史上最大のアップデート
- これによって多くのコントロールと透明性が得られ、多くの場合大幅に高速になる
Finer controls
- より細かいコントロールができるようになった
- A/Bテストの信頼水準と、検出可能な最小効果の設定ができるようになった
Forecast time to complete
- 完了までの推定時間を出せるようになった
- 実験の実行時間が長すぎる場合や、統計的に有意な結果が得られる場合、は積極的に推奨事項を提供するようにした
- データを待つ時間を無駄にすることがない
Faster results
- より迅速に結果を提供し、継続的な監視を可能にする
Engagement
- エンゲージメントはユーザーのライフサイクルにおける、獲得の後の自然なステップ
- PlayはPlay上全体で、ユーザーと直接つながる機会に多くの投資をしてきた
LiveOps
- Playストア全体で、アプリ内コンテンツを表示して、ユーザーエンゲージメントを促進できる
- βテスト参加デベロッパーは、特定のユーザーグループと国を対象に、イベントと更新を表示できる
- エンゲージメント強化、収益化促進、解約減少、が期待できる
- テストでは、LiveOpsを使用していないデベロッパーと比べて、28日間アクティブを5%増やし、収益を4%増やした
LiveOps Offers
- オファーと呼ばれる新しいLiveOpsタイプをリリースした
- Playストアは、プロモーションコンテンツをユーザーと繋ぐ、大きな機会を提供する
- オファーは、ジェム10%オフなどの割引から、アイテムプレゼント、送料無料、などのさまざまな特典を提供することができる
LiveOps Deep Links
- ユーザーは取引に惹かれた場合、できるだけ早く操作したいと思う
- クリック数が少ないほど、コンバージョンが多くなる
- LiveOpsのディープリンク機能の、早期アクセスプログラムを開始した
- ディープリンクを使用すると、ユーザーをアプリ/ゲームの最も関連する部分に直接移動させることができる
- この体験はユーザーを喜ばせ、コンバージョンを増やす
LiveOps Reporting
- 投資した時間に対する効果を理解することが重要
- LiveOpsのレポートを開始した
- 各イベントのパフォーマンス指標の詳細を提供
- 今後数ヶ月のうちに、LiveOpsの品質を改善し、より大きな影響を与える場所についての洞察を提供する予定
- レポート、ディープリンク、新しいコンテンツタイプ、でリリースされるLiveOpsベータ版に非常に興奮している
- より多くのデベロッパーにこのエクスペリエンスを試してもらいたい
- LiveOpsがアプリ/ゲームに適していると思われる場合は、表示されているリンクで登録してください
Monetization
- Play Commerceは、熱心なユーザーの強力な基盤を備えている
- 信頼できる安全なプラットフォーム上に構築
- 単なる支払い処理を超えたツールと機能で、これらのユーザーを購入者に変えるのに役立つ
- Playでのサブスクリプション販売の大幅な改善など、収益化のニーズを満たすための重要な更新をいくつか紹介する
Access
- Playコマースプラットフォームは、クレジットカードなどのアクティブな支払い方法のユーザーだけでなく、現金やプリペイドなどの地域の支払い方法もサポートしている
- Playコマースへのアクセス
- 170カ国以上でバイヤーサポートを提供
- Payment methodsライブラリに追加することで、アクセスを更に増やした
- このライブラリには、現在世界70カ国で300を超えるローカル支払い方法が含まれる
- Eウォレットはユーザーに非常に人気で、メルペイ(日本)、KCP(韓国)、MercadoPago(メキシコ)など、多くの新しい支払い方法が追加されている
Ultra-low price points
- 超低価格帯でさらに柔軟性を提供する
- 昨年、20の新興市場で設定できる最低価格を引き下げた
- 今年は、この機能をグローバルに拡張
- どの市場でも、米国0.05ドルという低価格で製品の価格を設定できる
- 以下のようなユースケースを改善できる
- 現地の購買力をより適切に反映するよう、価格調整を行う
- 現地に関連する販売やプロモーションを実行する
- チップなどのマイクロトランザクションをサポートする
Grow
- Playコマースはビジネス収益を増やす方法に関して、柔軟性を提供する
- Play Pass/Play Pointsなど一連のプログラムから、有料アプリ、一度きりの購入、そしてもちろんサブスクリプションを通じて収益化する様々方法がある
Subscriptions
- サブスクリプションに関しては、方法の柔軟性と、複雑さの軽減の要望が多い
- サブスクリプションビジネスでは、より多くの新規ユーザーにリーチしコンバージョンを改善し、既存の購入者の解約を減らすことを目指す
- そのための重要な方法の1つはユーザーへのオファーの利用
- 期間限定の割引価格
- 新しいサービスティアにアップセル
- 価格を下げてユーザーを引き戻す
- 地域ごとに戦略をカスタマイズ
- 絶対にやりたくないのは、何百ものSKUを作成するか、SKUの1つを作成するたびにアプリを更新すること
- そのため、Playでサブスクリプション販売をする方法を再考した
- 中心となるのは、サブスクリプションごとにオファーを作成するための新しい方法
- サブスクリプション管理の柔軟性が高まり、複雑さが軽減される
- サブスクリプションごとに複数のオファーを構成でき、オファー毎に追加のSKUを作成する必要はない
Eligibility
- 適格性
- サブスクリプションライフサイクル全体で、オファーを作成する柔軟性を提供
- Acquisition Offer
- 新規顧客が無料/割引価格で、サブスクリプションを試すことのできるオファー
- Upgare,crossgrade Offer
- アップグレード、クロスグレードを作成し、ユーザーをサービスのより高い階層、より長い期間に移動するのに役立つ
- Custom Offer
- カスタムのオファー
- セカンドチャンスの無料トライアル/以前の購入者向けのウィンバックオファー、などを作成できる
Pricing
- 複数の価格設定を使用して、オファーを作成する柔軟性を提供
- Prepaid plans
- サブスクリプションの自動更新に対する既存のサポートに加え、チャージ付きのプリペイドプランの販売が可能になった
- 従量制が標準である地域に有効
- Regional availability
- オファーを購入できる国と地域、および各地域ごとに価格設定ができる
- Pricing updates
- 新しい購入者のサブスクリプション価格を更新しても、デフォルトでは既存の購入者は影響を受けないようになった
- その後必要に応じて、既存の購入者の価格を更新できる
Google Play Pass
- 現在のマネタイズ戦略を保管する優れた選択肢
- ユーザーは1000以上のアプリやゲームにアクセスでき、広告やアプリない購入はない
- PlayPassは15カ国で導入されている
- PlayPassに参加しているタイトルでは、Playの収益は平均ほぼ2倍になっている
- PlayPassは招待制だが常に新しいコンテンツを探している
Google Play Points
- Googleが全額出資する、マネタイズ戦略のもう1つの選択肢
- ユーザーは数十億のポイントを獲得し、それをパートナーのタイトルに再投資した結果、平均5%から30%の収益増加が見られた
- 現在は28カ国で実施されている
Optimize
- Playコマースは、収益の成長を最適化するための方法を常に模索している
Strategic guidance
- 昨年、PlayConsoleの統計ページで、新しいエンゲージメントと収益化指標をリリースした
- 今回は、収益化を成功させるための追加ツールを発表
- ゲームデベロッパーが収益を伸ばすための決定を支援
- さまざまなマネタイズ指標がどのように組み合わされ、全体的な収益パフォーマンスに貢献するかの理解に役立つ
In-App Messaging
- サブスクリプションの維持は重要
- In-App Messagingは、支払いが拒否された購入者を失うことを防ぐための、新しい方法
- ユーザーがアプリを開いたときにチェックし、支払いの再開を促すメッセージを出すことができる
- 初期のテストでは、メッセージを表示したユーザーは、しなかったユーザーの約2倍回復した
Play Billing Library 5.0
- In-App Messaging、Subscription Offer、Prepaid planなどの新機能は、すべてPlayBillingLibrary5.0で使用できる
- バージョン3.0のサポートは2022/11に終了