Closed12

キーキャップを作る工程

igaraigara

キーキャップの大きさ

https://qiita.com/TanqDesign/items/1878ff33c0143207f2b5
より参考

キーキャップの大きさは

縦:18mm
横:18mm
高さ:15mm

ということで

Blender上、1Scaleが2mになるので
初期に作成されるCubuの大きさを
X: 0.009 (1.8cm / 200cm=0.009 Scaleになる)
Y: 0.009
Z: 0.0075
に設定する

大きさ計算はスプレッドシートを活用してやると整理がつきやすい

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四角錐台に角を作成するために面のループカットを行う

https://blender-cg.net/loop-subdivide/
を参考

BlenderのEdit ModeをFace selectにし

Macならショートカットで Command + R でループカットが行える

10等分になるように Number of Cutsを9 に上の面に対して縦横に設定する

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四角錐台に角を作成するために不要な面を削除する

Shiftキーを押しながら不要な面を選択する

選択後、面を削除

今回は正四角錐台なのを作成なため、好みに削除して面追加するでもいいと思う

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四角錐台に角を作成するために面を追加

Edit ModeをVertex selectにし点で選択できるようにする

Shiftキー押しながら各面を作るために点を選択し右クリックから New Edge/Face from Vertices で面を作成していく

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トップの面を円柱で削る(お好みに)

Object ModeのAddからCylinderを追加する

CylinderのLocation、Rotation、Scaleの設定はお好みに(個人差あるので)

自分は

Location
X: 0
Y: 0.000275
Z: 0.015

Rotation
X: 87.7497d
Y: 0
Z: 0

Scale
X: 0.019
Y: 0.009
Z: 0.0075
で作成

Cube側にAdd ModifierのBooleanを追加してCylinderを指定してトップの面を削除する

Booleanの設定
Difference
Object: Cylinder
Solver: Fast

Boolean Modifierについて
https://docs.blender.org/manual/ja/dev/modeling/modifiers/generate/booleans.html

Cylinderを👁 のアイコンを押して非表示にすればCubeの表示がCylinderが接してる部分が削除されて表示される

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オブジェクト名のリネームした

この後、ステム部分やキャップの底削除用のオブジェクトを作成するので今までの

Cube -> キャップ
Cylinder -> トップの面削除

とオブジェクト名を変更した

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ステム部分の作成

https://qiita.com/TanqDesign/items/1878ff33c0143207f2b5

ステムの直径:5.2mm
クロスの長い辺:4.2mm
クロスの短い辺:1.4mm

とのことなので新規でCylinderを追加

Scale
X: 0.0026
Y: 0.0026
Z: 0.005

で作成

ステムの穴として新規のCubeを追加

Scale
X: 0.0021
Y: 0.0007
Z: 0.0051(Boolean Modifierの設定入れるためステムより大きめに設定する)

で作成

新規のCubeをコピーしRotationZを90にして作成する

ステムにBoolean Modifier追加して穴が空いたようにする

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キャップの底を凹にする

キャップのオブジェクトをコピーする
Scaleを以下に設定

X: 0.007 (元のコピー元のオブジェクトより小さめに設定)
Y: 0.007
Z: 0.005 (ステムの高さを0.005に設定していたので)

キャップのオブジェクトにBoolean Modifierを新規で作成したオブジェクトで追加する

キャップの凹ができるように新規のオブジェクトのLocationZを微調整する
自分は-0.00251 mだった

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ステムの位置を調整

Commandキー押しながらステムと穴を複数選択し、サイドバー?にあるMoveからLocationZの位置キャップの底につくように微調整

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3Dプリンターに出力するためにSTLファイル作成

オブジェクトでステムとキャップのオブジェクトを選択し、

メニュー -> File -> Export -> Stlを選択

Include Selection Onlyにチェックし
Export STLを実行する

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AnkerMakeで出力する

スライサー・プリントツールとしてAnkerMake Studioを使用した

importから作成したSTLファイルを読み込みする

使用したフィラメントはPLA

フィラメントの蓄積精度の考慮で反転させてプリントするようにした
天井があるようなものはサポート材を多く使うのとサポート材を綺麗に取るのも大変なので

底だけサポート材ありで印刷した

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技術練成

比較として左がRazerのキーキャップで右が今回作成したキーキャップ

あとは研磨やコーティングできればそれっぽいのになりそう

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