キーキャップを作る工程
キーキャップの大きさ
より参考
キーキャップの大きさは
縦:18mm
横:18mm
高さ:15mm
ということで
Blender上、1Scaleが2mになるので
初期に作成されるCubuの大きさを
X: 0.009
(1.8cm / 200cm=0.009 Scaleになる)
Y: 0.009
Z: 0.0075
に設定する
大きさ計算はスプレッドシートを活用してやると整理がつきやすい
四角錐台に角を作成するために面のループカットを行う
を参考
BlenderのEdit ModeをFace selectにし
Macならショートカットで Command + R
でループカットが行える
10等分になるように Number of Cutsを9
に上の面に対して縦横に設定する
四角錐台に角を作成するために不要な面を削除する
Shiftキーを押しながら不要な面を選択する
選択後、面を削除
今回は正四角錐台なのを作成なため、好みに削除して面追加するでもいいと思う
四角錐台に角を作成するために面を追加
Edit ModeをVertex selectにし点で選択できるようにする
Shiftキー押しながら各面を作るために点を選択し右クリックから New Edge/Face from Vertices
で面を作成していく
トップの面を円柱で削る(お好みに)
Object ModeのAddからCylinderを追加する
CylinderのLocation、Rotation、Scaleの設定はお好みに(個人差あるので)
自分は
Location
X: 0
Y: 0.000275
Z: 0.015
Rotation
X: 87.7497d
Y: 0
Z: 0
Scale
X: 0.019
Y: 0.009
Z: 0.0075
で作成
Cube側にAdd ModifierのBooleanを追加してCylinderを指定してトップの面を削除する
Booleanの設定
Difference
Object: Cylinder
Solver: Fast
Boolean Modifierについて
Cylinderを👁 のアイコンを押して非表示にすればCubeの表示がCylinderが接してる部分が削除されて表示される
オブジェクト名のリネームした
この後、ステム部分やキャップの底削除用のオブジェクトを作成するので今までの
Cube -> キャップ
Cylinder -> トップの面削除
とオブジェクト名を変更した
ステム部分の作成
ステムの直径:5.2mm
クロスの長い辺:4.2mm
クロスの短い辺:1.4mm
とのことなので新規でCylinderを追加
Scale
X: 0.0026
Y: 0.0026
Z: 0.005
で作成
ステムの穴として新規のCubeを追加
Scale
X: 0.0021
Y: 0.0007
Z: 0.0051(Boolean Modifierの設定入れるためステムより大きめに設定する)
で作成
新規のCubeをコピーしRotationZを90にして作成する
ステムにBoolean Modifier追加して穴が空いたようにする
キャップの底を凹にする
キャップのオブジェクトをコピーする
Scaleを以下に設定
X: 0.007 (元のコピー元のオブジェクトより小さめに設定)
Y: 0.007
Z: 0.005 (ステムの高さを0.005に設定していたので)
キャップのオブジェクトにBoolean Modifierを新規で作成したオブジェクトで追加する
キャップの凹ができるように新規のオブジェクトのLocationZを微調整する
自分は-0.00251 mだった
ステムの位置を調整
Commandキー押しながらステムと穴を複数選択し、サイドバー?にあるMoveからLocationZの位置キャップの底につくように微調整
3Dプリンターに出力するためにSTLファイル作成
オブジェクトでステムとキャップのオブジェクトを選択し、
メニュー -> File -> Export -> Stlを選択
Include Selection Onlyにチェックし
Export STLを実行する
AnkerMakeで出力する
スライサー・プリントツールとしてAnkerMake Studioを使用した
importから作成したSTLファイルを読み込みする
使用したフィラメントはPLA
フィラメントの蓄積精度の考慮で反転させてプリントするようにした
天井があるようなものはサポート材を多く使うのとサポート材を綺麗に取るのも大変なので
底だけサポート材ありで印刷した
技術練成
比較として左がRazerのキーキャップで右が今回作成したキーキャップ
あとは研磨やコーティングできればそれっぽいのになりそう