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Google Cloud を利用する際の様々な「アカウント」について
概要
Google Cloud を扱う上で見ることがある アカウント についてまとめてみました :)
最新情報は下記になりますので、合わせてお読みください
全体
サマリー
アカウント | 用途 | 利用者 | 所属( どこに紐づくか ) |
---|---|---|---|
Google Account | Google Cloud のリソースに対してアクション出来るように設定できる | 基本的には人 | Google Admin( in Google Workspace ) |
Google Group | 同上 | 同上 | 同上 |
Cloud Identity | 同上 | 同上 | 同上 |
Service Account | 同上 | プログラムやサーバーなどの特定の人を介さないもの | Google Cloud の特定の Project |
Billing Account | Google Cloud の課金について制御するように設定できる | 基本的には人 | Google Cloud の組織( Organization ) |
Google Account
- 概要
- Google のサービスを利用する際に必要になるアカウント
- Google Workspace および Cloud Identity Free/Premium にて、自分のドメインの Google アカウントを発行できる
- 上記以外だと
@gmail.com
になる
- 上記以外だと
- 別で作成したアカウント( 例えば Yahoo 等 )を元にした Google Account を作成することも可能
- 作成および管理方法
- Google Admin にてアカウント作成および管理が可能
- 参考リンク
Google Group
- 概要
- 複数の Google アカウントを束ねるグループ
- グループ固有のメールアドレスもグループ作成と同時に発行されるので、メーリングリストとしても利用可能
- 基本的には同じドメインの Google アカウントのグループを作るが、別ドメインの Google アカウントを同一のグループに入れることも可能
- 作成および管理方法
- Google Admin にてグループの作成および管理が可能
- 参考リンク
- TBD
Cloud Identity
- 概要
- 同じドメインのアカウント全体を指すグループ
- 作成および管理方法
- Google Workspace もしくは Cloud Identity Free/Premium を作成すると同時に利用可能になる
- 参考リンク
Service Account
- 概要
- プログラムおよびサーバ、特定の Google Cloud のサービスが使用するアカウント
- 基本的には人は使わない
- Google Cloud が事前に定義している Service Account もあるので、自分が作った Service Account と適宜使い分ける
- 作成および管理方法
- Google Cloud の特定の Project 内で作成および管理が可能
- 参考リンク
Billing Account
- 概要
- Google Cloud Project で発生した課金の請求先を決めるもの
- Google Cloud の組織内で複数発行可能
- 複数の Google Cloud Project に対して紐付けが可能だが、 Google Cloud Project から見ると同時に紐づけられるのは 1 つ
- 1 つの Billing Account が紐付け可能な Google Cloud Project の数の初期値が決まっている
- 作成および管理方法
- 参考リンク
- Billing Account の紐づけ条件を引き上げるリクエストを送るページ
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