【AWS】Amazon Route 53について
Amazon Route 53とは
クラウドのDNSサービス。
主要な機能はドメイン登録・DNSルーティング・ヘルスチェックの3つです。
僕の理解では、「ドメイン名をRoute 53に割り当てることで、そのドメイン名に対応したIPアドレスに変換してくれる。」みたいな感じ。
まずDNSとはなんでしょうか?🤔
わかる人も多いかと思いますが、一応書いておきますね。
DNSとは
Domain Name Systemの略。
ドメインとIPアドレスを紐づけて管理してくれるサービス。
IPアドレスは「192.168.0.1」の様な数字の羅列で、僕たち人間にはわかりにくい🙄
(IPアドレスを使ってインターネット上の通信は行われている。)
なのでドメイン名という「https://zenn.dev/」 みたいな僕たち人間にもわかりやすい名前で指定できればよくね?
ということで、IPアドレスとドメイン名を紐付けよう
→というのを実現するのがDNS
またDNSからドメイン名・IPアドレスを取得することを「名前解決」という。
Amazon Route 53のルーティングポリシー
DNSでの問い合わせに対しての応答の仕方として、Amazon Route 53には6つのルーティングポリシーがあります。
-
シンプルルーティング
1つのリソースに対して名前解決を行たい時に使用する。 -
加重ルーティング
複数のリソースに指定した比率でルーティングを行う。
例)リソースA(90%)とリソースB(10%)みたいな
リソースBが新しい機能でユーザー10%にとりあえず使ってもらって、OKだったらリソースBを100%にしたりすることもできる。 -
レイテンシールーティング
複数の場所にリソースがあり、一番応答時間が早いリソースに通信を流す。 -
位置情報ルーティング
ユーザーのリクエストが発生した地域に応じたリージョンに通信を流す。 -
複数値回答ルーティング
1つのDNSの問い合わせに対して、複数の値を回答する。
(ロードバランサーに似てるけど、違うらしい) -
フェイルオーバールーティング
プライマリリソースとセカンダリリソースを設定する。
通常はプライマリリソースを返すが、なんらかの障害によりプライマリリソースが異常な状態になった場合、セカンダリリソースを返す。
例)「Webページ(プライマリリソース)」「Sorryページ(セカンダリリソース)」とした時
正常な状態は「Webページ表示」、異常な状態は「Sorryページを表示」
まとめ
AWSのDNSの役割を担うサービス🤔
DNSの理解を深めようと思いました。
*間違いなどあれば、Discussionにお願いします!
Discussion