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転職して1年したのでさらっと振り返る

2022/03/22に公開

背景

転職して1年経つこともあり、2021年の3月からやったことの棚卸しをしつつ、変化したことを後で振り返れるようにするため、どんな1年だったかを整理してみる。
記事として公開しているものの、主に自分向けのメモの意味合いが強い内容になっている。

サマリ

2021年3月に新卒で入った会社を退職し、2021年4月より伝統的な日本企業(JTC)に転職した。

転職前は、誰かが作ったプラットフォームの運用保守からキャリアをスタートしたが、退職直前にはOpenshift on AWSを使ってデータ分析基盤サービスを作る、のような仕事をしていた。

転職後は、プロジェクトに恵まれずコンテナが出てこないプロジェクトを転々としたが、Datadog, Terraformを新しく使い始めたりプロジェクトの最上流みたいな部分を見るような立場も経験させてもらえた。

1年何をやってきたかを振り返り、環境や思考の変化について整理し、今後何をしていくかまとめていく。

※まとまらなかったから一旦区切って公開することにした

1年どんなことをしてきたか時系列でピックアップ

退職してからの1年でどんなことをしてきたか、カレンダーを見て抜き出してみた。

3月

4月

  • 転職による環境の変化の洗礼を受ける
    • チャットツールが活用されてなく、チャットツールを活性化させるところから取り組む[3]🔥
    • 入社して最初のタスクが、手順書に従ってWindowsマシンをEC2上に手動で構築することだったため、Terraformの機運を高める。(いいきっかけをくれて本当に感謝している)🔥
  • Datadogを初めて使うことになったので、Datadog Technical Specialist[4]というDatadog Partner向けの資格を取得する 🔐
  • CloudNative Days主催のCI/CD Conferenceに実行委員会側として参画💪

5月

6~7月

9月

  • プロジェクトのリリース対応に心身持っていかれる🔥
  • CloudNative Days主催のCI/CD Conference開催🥳
  • CloudNative Days主催のCNDTに実行委員会側として参画💪

10月

11月

12月

1月

2月

3月

各カテゴリごとに振り返り

コミュニティ関連

社外のコミュニティに参画してみて、視聴者側から見えなかったことが色々知れたのは本当にいい機会をいただけたと思っている。特に、カンファレンスを開催するために誰がいつどのような準備をしているのか、という裏側を知れたり、CloudNative界隈の方々と交流する接点を持てたことによって、技術イベントへの向き合い方にもポジティブな影響があった。

技術関連

Terraformを用いて、AWS, Datadogリソースをひたすらこねる日々を送っていた。
Kubernetesを学んだ時のYAMLにすべて書かれてるという気分の良さTerraformのHCLにおいても同様に体感し、Terraformは強みの1つとして使い続けたいなと思った。
AWSも全冠取得してみたら景色が変わるかと思ったが、正直何もわからない。
Kubernetesは業務で触れることがなくなってしまったのは残念だが、CloudNative界隈が活発なおかげでキャッチアップする場が多くとても助かっている。

Credly上のバッジも充実してきて、資格取得としては個人的にひと段落しました。

心境の変化関連

これは環境を変えたことで早めに気づけてよかったことの1つであるが、自身の意思や軸と思っているようなことでさえ、取り巻く環境の変化によって変わってしまうことは痛感した年だった。

  • 裁量労働になって気づいたが、時間を注ぎ込むことで結果を出す凡人であったし、報酬が増える見込みや評価が上がる見込みがないと、普通に意識低めになるということ
  • 純粋な技術だけでなく、見積もり開発プロセスTeam TopologyITILといった、技術と切り離せないその他の要素について強く関心を持った年だった。
    これは、前職よりもやや上流に関わったことの影響が大きいが、むしろ技術を駆使するフェーズでちゃんと技術をやるために、そのフェーズの前で大きな失敗をしたくないというのが本音ではある
  • 正直者が馬鹿を見る枠組みに適応していくと、自分が嫌悪していた振る舞いに近づいていくジレンマがある。[8]
その他
  • 定時退社したくなるし10時には寝たいし、無限に愛飲していたエナジードリンクは全く飲まなくなり、ZONeの定期購入を辞めることができた。

  • なぜかは不明だが、何かを調べる時に横道に逸れる割合が低減した。
    調べないといけないことを調べてる際に、調べるとベターだけど優先度的に今ではないこと衝動的に調べたくなったけどほぼ必要ないことをある程度諦めることができるようになったということかも知れない。

  • 本を読むようになった。
    恥ずかしい話だが本を読むことの重要さに全く気づいていなかったし、むしろ、似たような内容が(頑張れば)インターネット上で見つかるような情報を、わざわざ本を買ってまで得たいという気持ちを理解できなかった。
    ブクログというサービスで読んだ本をまとめていくことで、思考の変化など今後も気づけたらいいなと思っている。むしろ他の方がどんな本を読んでいるのかとても気になるので、率先して自分から公開することで、読んだ本を公開する人が増えたらいいなと思う。📚

まとめ

まとまらなかったが、ロードマップが分かりやすい資格取得を基に広く浅く学んだ年だった。
深い専門知識こそないものの、AWS, Terraform, Kubernetesの3軸を育ててこれているので、他者と単純比較して焦ることが減ったのはよかった。
転職して1年だが、環境変わった時のワクワク感みたいなのが1年持たなかったので、転職芸人になりそうな予感がしている。

今後したいこと

やってきたことを棚卸ししたつもりだったが、何が定着したか正直わからないので、具体的に何ができるのか整理しようと思った。

純粋な技術以外も伸ばしていきたいので、本をたくさん読んでいきたいし、フレームワークがあるもの(アジャイルITIL, PMBOK等)はそれをまず学んでみようと思った。

その他色々あるはずだけど思いつかないので一旦区切る


脚注
  1. 登壇資料 ↩︎

  2. ここだけで色々書きたいが本筋から逸れそうなので別の機会に書く ↩︎

  3. 最後のチャットが数ヶ月前みたいなTeamsや、こだましない雑談スレッドに出会うこととなった

    ↩︎
  4. Datadog Partner向けの資格なので公開されている情報としては見つけられなかった ↩︎

  5. ↩︎
  6. この際、前職で支給されていた資格の受験料が現職で出なくなり、部の教育予算とか煩雑な申請処理から解放されたことに気づき、「とりあえず資格取る」変なスイッチが入る。 ↩︎

  7. Betaを受験したので結果は2022/4/7頃に発表される ↩︎

  8. ここだけで色々書きたいが本筋から逸れそうなので別の機会に書く ↩︎

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