下書きメモ for Twitterが出来上がるまでの流れ

公開:2020/10/15
更新:2020/10/16
3 min読了の目安(約3300字IDEAアイデア記事
Likes18

今回の記事ではFlutterで開発したアプリ「下書きメモ for Twitter」が出来上がるまでの流れをお伝えします。この記事を見る事で一人の開発者が何を考えてアプリを作ったのかがわかると思います。

今回の記事では技術的な話は殆どしません。技術も重要ですが、世の中のニーズを考えてアプリを形にすることはかなり重要です。

この記事でそれをお伝えできればと思います。

下書きメモ for Twitterのリリースツイート

以前から下書き専用のメモ帳を作りたいと考えていた

私は文字数カウントメモというアプリをリリースしています。ダウンロード数は100万DLを超えており、沢山の方が使っていて、いろんな声が届きます。

  • Twitterの下書き用として使っています
  • 写真を添付できるようにしてほしい

この2つは何度か目にした事があります。Twitterにも文字数制限があるのでカウントメモを下書き用として使うユーザーさんが多いようです。でもカウントメモは長文を書く人が多いので、写真添付機能をつけたり、Twitterの下書き用に寄せていく事は最適ではないと考えていました。

下書きアプリや写真添付のニーズの高さは感じていて、3年前からAppStoreに「下書きメモ」の枠は作っていました。しかし下書きメモを作ったとしてもユーザーに「このアプリだ!」と思ってもらえるようなメリットを提供できるイメージが固まらず、開発には至りませんでした。

自分が感じていたTwitterの煩わしさ

Twitterで写真を投稿すると自分が見せたい物が見せれない。その為にツイ消しした事もありますし、Twitterのタイムラインを見ていても写真が途切れている光景をよく目にします。

このツイートで見せたいのはTouch Barを触っている所なのに、手しか写っていない(;・∀・)
本当に見せたいのはこっちなんです。

以下のツイートも同じで左の写真はスカイツリーが中央に来てないし、右下の写真もツリーが途切れてる。投稿前に表示される写真では問題ないのに、投稿すると見え方が変わる仕様にも煩わしさを感じていました。

アプリを作る決め手になったツイートはこちら

9/1のこちらのツイートに3万以上のいいねと約1万RTが走っていました。この通りにすればTwitterに最適な写真を上げられる事がわかりました。

しかし、実際にこの通りにトリミングしようとした所、手間がかかるし、これを意識してツイートした時に、並びを間違えてツイートしたせいで写真が途切れた事もありました。

鍵垢で事前にツイートをして確認してからツイートをする手間をかけてる方もいるようですが、私はそれをする労力が続かないと思いました。

世の中のインフルエンサーの方達はこういう細かい所に時間を割いて、多くの方達にツイートを喜んでもらえる努力をしています。そういう姿勢から学べる事がたくさんあります。

アイディアのひらめき

このアプリの企画は運動している時にひらめきました。

私はほぼ毎日散歩をしています。座って真面目に考えている時より、リラックスして散歩してる時間の方がアイディアがひらめきます。これまでのアプリも大体公園で散歩をしている時に浮かんでいます。散歩すると身体の血流がよくなるし、外の景色を眺めることでより広い視野で物事を考えやすくなります。

9/1に先程のTwitterバズを見て、9/8に手動でトリミングを試みるも手間がかかって断念。9/14辺りにアプリで仕組み化する方法が浮かび、9/15にプロジェクトの新規立ち上げ(New Flutter Project)をし、10/13にリリースしました。

アプリの開発期間

アプリはiOS・Android同時リリースしました。アイディアが浮かんでからリリースまで1ヶ月もかかっていません。会社員として働きながらの個人開発です。Flutterを使ったので実現できました。

私は今年の4月にFlutterで個人アプリをリリースしています。その時に作ったプログラムを流用したのでこのスピード感が出せました。

FlutterはWidgetとロジックの分離がしやすく流用開発がしやすいのが強みです。アイディアがひらめいてから完成するまでの道のりが長かったら今回のアプリの開発は実現できていなかったと思います。

早期リリースにこだわった

この1ヶ月の稼働はそれなりに高かったですが、それには理由があります。

初めてこの問題を解決するアプリをリリースするのと、このアプリを真似て誰かが作るのでは共感度合いが変わるからです。

Twitterでは見た事がない情報の方がより共感度合いが強くなり、拡散されやすくなります。

私がこのアプリをいち早く作って公開することで拡散される可能性があると考えて、誰よりも早く作り切ることを目標にしました。

アプリはリリースをして初めてスタートラインに立てます。これからアプリを育てていこうと思います。

既存アプリのパワーを借りる

このアプリに可能性があると思った理由の一つに自分が作ったメモアプリとの相性が良い事もあります。既存アプリとの相性が良いと、既存アプリのユーザーさんにアプリのリリースを告知した時に喜ばれます。

告知した内容はこちら。

「アプリを見る」ではなく「ツイートを見る」にして、Twitter上の盛り上がりを見てもらえるようにしました。

私は個人開発者なので企業のような資金力はないですが、応援してくれているユーザーさんの力を借りる事ができました。

過去の自分の頑張りは未来で自分を支えます。

リリース後の反応

私と同じようにTwitterの写真投稿に煩わしさを感じられていた方が結構いました。アプリを気に入っていただけたようで何よりです。Twitterで繋がってる方がリリースツイートをシェアしてくれたりして盛り上がる事もできました。ありがとうございます。

AppStoreでは仕事効率化37位を獲得し、GooglePlayでは仕事効率化急上昇1位を獲得できました。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回の記事はかなりサクッと書きましたが、意識ポイントや着眼点などが参考になればと思います。

面白いと思っていただけたら以下の固定ツイートにいいねやRTをしていただけると嬉しいです。