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JSONとは?簡単な整理と例
この記事では
- JSONとは何なのか?
 - JSONのメリット
 - JSONの構造
 - JSONの簡単な例
 
JSONとは?
JSONはJavaScript Object Notationの略で、JavaScriptで定義されているオブジェクト文法で構造化されたデータを表現するためのテキストベースの標準表記法です。

JSONファイルとは
JSONフォーマットで記述されたテキスト形式のファイルを指します。
JSONのメリット
- テキストベースの形式であるため、人と機械の両方が読めます。
 - データ量が少ないため、軽量に処理を行うことができます。
 - JavaScriptでの利用のみならず、プログラム言語に依存しないデータ交換が可能です。
 
JSONの構造
JSONの基本フォーマット
記述はキー(名前)とバリュー(値)のペアでシンプルに記述していきます。
- JSONデータは名前と値のペアです。
 - 名前と値の間にはコロン(:)が入ります。
 - 名前と値のペアの間はコンマ(,)を利用します。
 - オブジェクト(object)は波カッコ({})で囲んで表現します。
 - 配列は角カッコ([])で囲み表現します。
 
表記形式:基本規則
 { “名前”: 値 }
 { “名前”: 値 , “名前”: 値 }
 {
  “名前”: 値 ,
  “名前”: 値 ,
  “名前”: 値
 }
JSONのデータ型
- 
文字列
ダブルクォーテーション(”)で括った文字列で、特殊文字はバックスラッシュ(\)を先に付けます。 - 
数値
0から9の数字、符号、小数点、指数記号(Eとe)が使えます。
8進数と16進数は使えません。 - 
true、false
論理値で全て小文字で表記します。 - 
null
ヌル値で全て小文字で表記します。 - 
オブジェクト
JSONオブジェクトを波カッコ({})で入れ子にすることができます。 - 
配列
角カッコ([])で括ることで、連続したデータ領域が割り当てられます。 
| 値 | データ型 | 
|---|---|
| 1 | 数値 | 
| "str" | 文字列 | 
| true | boolean | 
| null | NULL | 
| {inKey : value} | オブジェクト | 
| ["あ", "か"] | 配列 | 
例文
例1
ログインページにJSON
{
   "username": “Bilbo Baggins”,
   "password": “fkj3442jv9dwwf”
}
例2
配列があるJSON
{
  "squadName": "Super hero squad",
  "homeTown": "Metro City",
  "formed": 2016,
  "secretBase": "Super tower",
  "active": true,
  "members": [
    {
      "name": "Molecule Man",
      "age": 29,
      "secretIdentity": "Dan Jukes",
      "powers": [
        "Radiation resistance",
        "Turning tiny",
        "Radiation blast"
      ]
    },
    {
      "name": "Madame Uppercut",
      "age": 39,
      "secretIdentity": "Jane Wilson",
      "powers": [
        "Million tonne punch",
        "Damage resistance",
        "Superhuman reflexes"
      ]
    },
    {
      "name": "Eternal Flame",
      "age": 1000000,
      "secretIdentity": "Unknown",
      "powers": [
        "Immortality",
        "Heat Immunity",
        "Inferno",
        "Teleportation",
        "Interdimensional travel"
      ]
    }
  ]
}
まとめ
JSONは簡単なデータ記述言語であり、テキスト形式のため作成・修正等のメンテナンスが簡単に行えます。
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