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FastGaussQuadrature.jlで数値積分しましょう

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Discussion

Kgm1500Kgm1500

Gauss求積の記事,大変ありがたいです.
Gauss-Lobattoは両端点の積分点が-1と1に固定されていますが,これは適応積分(adaptive quadrature)のときに嬉しいと思います(ここでは,所望の精度が出るまで,区間を分割して各区間で数値積分することを繰り返すアルゴリズムの総称を適応積分と言っています).Gauss-Lobattoを用いた適応積分では,両端点の積分点が固定されていることで,区間の端点の被積分間数値を使い回せます.このため,Gauss-Legendreを適応積分で用いたときと比べて,被積分関数の計算回数が少なくなる可能性があると思います.

HyrodiumHyrodium

コメントありがとうございます!
確かにそれで計算回数を減らせますね!あらかじめ(連続な)被積分関数の(有限個の)導関数不連続点が分かっている状況でも、[Gauss-Radau] - [Gauss-Lobatto] - … - [Gauss-Lobatto] - [Gauss-Radau]のようにすれば僅かに被積分関数の計算回数を減らせそうです。