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Juliaでクリップボード上の画像を扱うパッケージを作ったよ(ImageClipboard.jlの紹介)
概要
Juliaで画像のコピペをするためのパッケージ、ImageClipboard.jlを作りました!
Linux/Mac/Windowsで動作します。
インストール方法
21分前(記事執筆時点)に公式パッケージに登録されたので以下のコマンドでインストールできます!
pkg> add ImageClipboard
使い方
using Images, ImageClipboard
# ランダムに画像を生成
img = rand(RGB{N0f8}, 100, 200)
# クリップボードにコピー
clipboard_img(img)
# クリップボードからペースト
img2 = clipboard_img()
# これらの画像は一致する (ただしWindowsは不具合のため一致せず…)
img == img2 # true
Windowsでの不具合についてはissue#10をご覧ください。詳しい人たすけて…!
使いどき
- 生成画像を保存して投稿するのが面倒なとき、クリップボード経由でTwitterに投稿できる!
- クリップボードの画像を適当にペーストしてJuliaで画像処理できる!
実行例のスクリ〜ンショット
コピー
ペースト
クリッボード上の画像を扱う方法
ImageClipboard.jlでは、内部的に適当なコマンドを叩いてクリッボード上の画像を扱っています。
- Linuxでは
xclip
あるいはwl-clip
(wayland) - Windowsでは
powershell
- Macでは
osascript
を実行しています。
この辺りのコードについてはゴリラさんのGoで画像をクリップボードに保存、読み取るライブラリを作ったの記事とそのリポジトリを参考にさせて頂きました。(感謝!)
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