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「できる?」と聞いてきた人が聞きたい答えは「できます」

2022/07/11に公開

オトナになって学ぶことのひとつに「できることをやる」があります。

コロナ禍に突入したとき色々な現場で「できることをやる」「できる範囲でやる」ことを求められたと思います。

外出制限がかかっているなかでの職場への通勤や出張、何ら環境がないなかでのリモートワーク、誰がどう考えても不要不急のスポーツ大会の実施などなど、「やらない」という最終判断が下るまでは「やる」のです。

エンジニアにも当然このマインドが求められます。
誰かが「こういうこと、できる?」と聞いてきたときに求められている答えは「できます」です。

一例を挙げます。
「WindowsでiPhoneアプリの開発、できる?」
答えはもちろん「できます」です。

「できます」の後には「できるようにするためのアレコレ」を述べます。こんな感じです。

できますがFlutterやXamarinのような開発環境が必要です。
最新のMacを1台用意してXcodeという標準の開発環境を使うより費用も開発工数も言語習得の難易度も上がります。アプリの動作確認はAndroidのエミュレーターや実機(Androidスマホやタブレット)で行うしかなく、iPhoneと同じように動くかは保証できませんし、全く同じようには動きません。
つまり無理矢理進めることはできますが、あらゆる意味で非効率です。
またiOSシミュレーターや実機(iPhone、iPad)で実際に動かして確認するには結局Macが必要です。

Macは中古でも購入できますが、あまり古いものになると、配布できるアプリを生成できる新しいXcodeが動かず無駄になります。
アプリを配布するには有料のApple開発者登録なども必要になり、これにもMacが必要です。
しばしば使うことになるため、Macを他の事業部やレンタル業者から数日間借りてやり過ごすというのもあまり現実的ではありません。
開発専用のMac miniをApple公式やヨドバシ.comなどで購入するのが最も低コストで早く確実だと考えます。

これで「WindowsでiPhoneアプリの開発ができる」の答えをYesとしたまま、Mac購入へ持っていくことができます(実績あり)

現場からは以上です。

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