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VSCodeのウインドウを指定したサイズに変更する(macOS)
Zennの記事を作成するときに、画面キャプチャを常に同じサイズで取得したいと思ったので、VSCodeのウインドウを指定サイズに変更する方法を調べました。
(macOSでの変更方法です)
AppleScriptを使う
アプリケーション/ユーティリティ/スクリプトエディタ
を起動し以下のスクリプトを作成します
VSCodeのウインドウサイズを1280*720にする
tell application "System Events" to tell process "Electron"
tell window 1
set size to {1280, 720}
set position to {100, 100}
end tell
end tell
(この例では、ウインドウサイズを1280*720(HD 720)、表示位置を画面左上から100pxの位置に設定しています)
注意
- VSCodeのウインドウが全画面表示になっている状態では動きません。ウインドウが隠れていたり、別のデスクトップにある場合も動きません。
(この辺りを対応するとスクリプトがゴチャゴチャしそうなので、割り切りました) - 筆者の環境(macOS 12.3.1)以外では動作確認していません。アップデートにより動作しなくなる可能性があります。
- VSCode以外にElectronで動いているアプリがあると動作しないかもしれません。
参考
SafariやXCodeなどは下記のようにアプリケーション名を指定してサイズ変更できますが、VSCodeはアプリ名を指定しても動かないので、processの"Electron"を指定してサイズ変更しています。
Safariのウインドウサイズを1280*720にする
tell application "Safari"
set bounds of front window to {100, 100, 1280, 720}
end tell
ターミナルで実行する
ターミナルからAppleScriptを実行する場合は、osascriptコマンドで上記のスクリプトを直に実行することもできます。
$ osascript \
-e 'tell application "System Events" to tell process "Electron"' \
-e 'tell window 1' \
-e 'set size to {1024, 768}' \
-e 'set position to {100, 100}' \
-e 'end tell' \
-e 'end tell'
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