📘
Linuxの基礎・勉強メモ
自分向けの勉強メモになります。
システム構成
- カーネルはOSの中核となる部分。ハードウェアのリソース管理やメモリ管理、プログラムの呼び出しなどを行う
- Linuxに付属しているシェルやPKG管理、コマンドなどはアプリケーションの1つ
- GUIのデスクトップもアプリケーションの1つ
- 多くのLinuxディストリビューションでは、PythonやRubyなどの実行環境も含めた形で配布されている
パッケージ管理ツール
- パッケージ管理ツールとは…関連ライブラリや設定ファイルをまとめたもの
- パッケージどうしの依存関係も記録
- 公式リポジトリでパッケージを管理…自動で公式リポジトリからインストールしてくれる
例えばこんなパッケージ管理ツールがある
ディストリビューション | パッケージ管理ツール | |
---|---|---|
RPM | Red Hat / Cent OS | RPM Package manager |
deb | Debian Ubuntu | dpkg / APT |
Ubuntuの場合だとこんな感じ ⬇
# インストールされているパッケージを一覧で表示
apt list
# インストール
sudo apt update # リポジトリからパッケージの名前やバージョン、依存関係を取得
sudo apt install パッケージ名
# 削除
sudo apt purge パッケージ名
Linuxのコマンドラインツール(シェルコマンド)
- LinuxのOSを操作する(Kernelへのアクセスをする)ためにはシェルを使う
- シェル自体は概念であり、実際は
bash
やzsh
を使う
ディレクトリ構成
/ ルートディレクトリ
├ /bin 基本コマンド(実行可能なファイル)
├ /boot 起動に必要なファイル
├ /dev デバイスファイル(ハードディスクや仮想端末などのファイル)
├ /etc 設定ファイル
├ /home(オプション) ユーザーのホームディレクトリ
├ /lib 共有ライブラリやカーネルモジュール
├ /lib<qual>(オプション)
├ /mnt 一時的なマウントポイント
├ /opt 追加アプリケーション
├ /proc(Linux固有) プロセス情報など
├ /root(オプション) root用ホームディレクトリ
├ /sbin システム管理用コマンドなど
├ /tmp 一時的なファイル
├ /usr ユーザーが使用する各種プログラムなど(システム起動時には必要がないファイル)。
└ /var 変更されるデータ
分かりづらい部分についてもうちょっと説明
usr
ディレクトリ
パッケージをインストールするとこの中に入ることが多い。
-
/usr/bin
は一般ユーザーが利用するコマンド -
/usr/lib
はusrのライブラリの保存場所。 -
/usr/local
はシステム管理者用のローカルファイル
var
ディレクトリ
- ログやキャッシュなどの動的なデータ(tmpと同じような役割をするが、こちらは再起動してもデータが残る)
-
/var/db
:各ソフトで利用するデータベース情報
Discussion