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ラズパイ5を使った野外での動物検出&センシングデバイスの試作

2025/03/26に公開

SFP08の中で、タイトルにあるようなものについて以下の要件定義を行い、図のようなシステム図のものを試作した。各種技術要素で使用したツールなどのメモ。

  • 野外での利用を念頭に置いて、発電設備を備える。またその発電量や、消費電力をモニターする。
  • 音声や画像から動物を検知し、カウントする。
  • 各種センサを稼働できる。
  • 取得した情報を定期的にクラウドストレージへアップロードする。

(画像については2025/3/26時点で未着手)

  • 音声認識:
     訳あって鳥類分類にフォーカスするタスクだったので、コーネル大学の研究チームが開発したbirdNET-Analyzerを使用した。中でもbirdnetlibというラッパーライブラリがあるので、そちらを使うのが楽だった。

  • LTE通信モジュール:
     デバイスは多数で、長く、広く運用されることを念頭において、電話回線とインターネットというITインフラ2台巨塔が利用可能なLTEを利用することにした。さらに、IoT向けのクラスのものを使用すれば、例えば一月300MBの通信以内だと330円という廉価で手軽に実装できる(SORACOMサイト)。
    使ったLTE-M/NB-IoT/GNSSモジュール

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