Win11+WSL で、MetaQuest から Triplex のプレビューを見る方法
こちらは、"WebXR Advent Calendar 2025" の 13日目の記事になります。
はじめに
WebXR開発には、 Triplex というリアルタイムプレビュー機能がありますが、機能の中に「Meta Quest等でリアルタイム表示」する機能があります。
すでに成功している方も居るかもしれませんが、Win11 + WSL (というニッチな環境)で、私が試した方法を記録しておきます。
Win11 の設定
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WSL のポートフォワードを許可
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%USERPROFILE%フォルダに、.wslconfigを作成し、以下の設定を記述します。[wsl2] localhostForwarding=true -
追加したら、WSLを再起動しておきましょう。
wsl --shutdown wsl
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Windows Firewallで、Triplexが使うポートを許可
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Triplex 起動時にポップアップに表示されるポート番号(例:3050)を許可します。
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許可は、お使いのネットワークに合わせて最低限にしてください。

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VSCode および Triplexの設定
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パッケージの追加
Triplexを表示した状態で、一番右のᯅボタンを押し、必要なパッケージをインストールします。-
ᯅボタンクリック

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Install Dependenciesクリック

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ターミナル

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パッケージのインストールが終わったら、VSCode を再起動 します
Triplexプレビュー
ここまでの設定が終わったら、以下の手順でプレビュー可能です。
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Triplexで何か表示
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ᯅボタンを押し、Copy WebXR Linkで URL をコピーする
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コピーしたURLを、WSLのIPアドレスから、PCのローカルIPアドレスに変更します。
- 変更前URL:
https://172.xxx.xxx.xxx:3050/webxr?~~~ -
変更後URL:
https://192.168.xxx.xxx:3050/webxr?~~~
- 変更前URL:
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Meta Questブラウザ等で、変更後URL を開く
- URLの連携は、 XRQR.net を利用すると便利です。
- URLの連携は、 XRQR.net を利用すると便利です。
以上で Win11 + WSL でも Meta Questから確認することができました。
- 表示例
まとめ
ちょっと面倒ではありますが、Windowsしか持ってない人も他OSと同じように開発できますね。
以上です。
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