GitHub Copilot + Atlassian MCP Server で Confluence にテスト書き込みをしてもらう
概要
Visual Studio Code で GitHub Copilot エージェントモード + MCP Atlassian を利用して、Confluence にテスト書き込みをしてもらうまでのメモです。
MCP Atlassian
Atlassian製品のツール(Confluence や Jira)を生成AIアシスタントから直接操作可能になるものです。
詳細は以下を参照
準備
今回は、Quick Start Guideの A. API Token Authentication (Cloud)
のパターンで実現します。
API トークンの作成
- Quick Start Guide の通り、Atlassian accountのセキュリティ API トークンにアクセスする
- API トークンを作成ボタンをクリックする
- Name、Expires onを入力して
作成
ボタンをクリックする
- 作成された API トークンをコピーして、
終了
ボタンをクリックする
- 一つ前の手順でコピーした API トークンは後ほど利用するので、どこかに一時的にメモする
Visual Studio Code の設定
Configuration Examplesを参考にsettings.jsonを変更してください。
※ CONFLUENCE_URL, CONFLUENCE_USERNAME, JIRA_URL, JIRA_USERNAME は適宜修正してください。
{
"mcp": {
"inputs": [
{
"type": "promptString",
"id": "atlassian_api_token",
"description": "Atlassian API Token",
"password": true
}
],
"servers": {
"mcp-atlassian": {
"command": "docker",
"args": [
"run",
"-i",
"--rm",
"-e", "CONFLUENCE_URL",
"-e", "CONFLUENCE_USERNAME",
"-e", "CONFLUENCE_API_TOKEN",
"-e", "JIRA_URL",
"-e", "JIRA_USERNAME",
"-e", "JIRA_API_TOKEN",
"ghcr.io/sooperset/mcp-atlassian:latest"
],
"env": {
"CONFLUENCE_URL": "https://your-company.atlassian.net/wiki",
"CONFLUENCE_USERNAME": "your.email@company.com",
"CONFLUENCE_API_TOKEN": "${input:atlassian_api_token}",
"JIRA_URL": "https://your-company.atlassian.net",
"JIRA_USERNAME": "your.email@company.com",
"JIRA_API_TOKEN": "${input:atlassian_api_token}"
}
}
}
}
テスト書き込み
Atlassian MCP Server の起動
- Visual Studio Code を開く
- コマンドパレットを開き、
MCP: List Servers
を入力する
- mcp-atlassian をクリックする
-
サーバーの起動
をクリックする
- 初回起動時は API トークンの入力を求められるので、準備で用意してメモした API トークンを入力する
- 以下のようなログが出力されていることを確認する
テスト書き込みの実行
ここでは、既存のページにテスト書き込みをしてもらいます。
- Confluence でテストで使用するページを作成する
- Copilot chat を開く
今回は以下のようにお願いしてみました。
何度か同意を求められる場合があるので、適宜確認して承認してください。
以下のような感じで、実行結果が通知されました。
実際のConfluenceのテストページを見てみます。
実行結果の内容がコメントに記載されていることが確認できました。
GitHub Copilot + Atlassian MCP Server で Confluence にテスト書き込みをしてもらう手順は以上で完了です!
お終わりに
今回は、GitHub Copilot + Atlassian MCP Server で Confluence にテスト書き込みをしてもらうところまで行いましたが、
GitHub MCP Server をプラスで組み合わせれば以下のようなことができそうです。
- Issue登録
- IssueをもとにAIに何かしらのドキュメントをConfluenceに起こしてもらう
- Issueや作成したConfluenceを元にAIに実装してもらう
使用するモデルやレート制限には注意しなければなりませんが、AI駆動開発の可能性を改めて感じたのと今後もどんどん効率的な開発が行えそうな予感がしました。
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