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Minecraft統合版をlocaltonetで公開してみた

2022/10/07に公開

今回は、localtonetを使いをMincraft統合版のサーバーをローカルからインターネットに公開する方法を紹介します。

localtonetとは

https://localtonet.com/
簡単にいうと、ngrokのようなローカルからインターネットに公開するツールです。
しかし、ngrokと対応しているプロトコルが違います。

ngrok localtonet
HTTP
TCP
UDP
TCP&UDP

ngrokはUDPに対応していませんが、localtonetはUDPに対応しています。
また、TCPとUDPを同時に公開することできるため、Minecraft統合版のサーバーを公開するにはぴったりです。

localtonetのインストール

localtonetは、様々なOSに対応しています。(Windows, macOS, Linux, Android, Docker)
今回は、Linuxにインストールしてみます。

wget https://localtonet.com/download/localtonet-linux-x64.zip
unzip localtonet-linux-x64.zip

インストールが完了したら、localtonetに権限を付与します。

chmod 777 localtonet

これで、localtonetのインストールは完了です。

アカウントの作成

localtonetを使うには、アカウントが必要です。
https://localtonet.com/ にアクセスして、アカウントを作成します。
DashBoardにアクセスすると、My Default AuthTokenが表示されます。
これをコピーしておきます。

tunnelの作成

localtonetを使うには、tunnelを作成する必要があります。
tunnelは、TCPUDPの2つのプロトコルが必要です。
https://localtonet.com/tunnel/tcpudp にアクセスして、tunnelを作成します。
Protocol Type :には、UDP - TCPを選択し、Port :には、19132を入力します。
Server:は何でも大丈夫です。

createをクリックすると、トンネルが作成され、下に作成したトンネルの情報が表示されます。

localtonetの起動

localtonetを起動するには、localtonetコマンドを実行します。

./localtonet

起動すると、Auth Tokenを聞かれるので、先ほどコピーしたMy Default AuthTokenを入力します。
これで、localtonetの起動は完了です。

Minecraft統合版のサーバーのインストール&起動

Minecraft統合版のサーバーをインストールします。

wget https://minecraft.azureedge.net/bin-linux/bedrock-server-1.19.31.01.zip
unzip bedrock-server-1.19.31.01.zip

これで、Minecraft統合版のサーバーのインストールは完了です。
次に、Minecraft統合版のサーバーを起動します。

LD_LIBRARY_PATH=. ./bedrock_server

これで、Minecraft統合版のサーバーの起動は完了です。

Minecraft統合版のサーバーの公開

先ほどの作成したtunnelのmoreをクリックすると、Startボタンが表示されます。

これをクリックすると、tunnelが開始され、Stopボタンが表示されます。
これで、Minecraft統合版のサーバーの公開は完了です。

Minecraft統合版のサーバーへの接続


サーバー アドレスServer Domainを入力します。
ポートには、Server Portを入力します。
名前は何でも大丈夫です。
これで、Minecraft統合版のサーバーへの接続は完了です。

ちなみに

codespacesで立てることもできました。


実際に、Minecraft統合版のサーバーへ接続してみました。

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