Minecraft統合版をlocaltonetで公開してみた
今回は、localtonetを使いをMincraft統合版のサーバーをローカルからインターネットに公開する方法を紹介します。
localtonetとは
しかし、ngrokと対応しているプロトコルが違います。
ngrok | localtonet | |
---|---|---|
HTTP | ⭕ | ⭕ |
TCP | ⭕ | ⭕ |
UDP | ❌ | ⭕ |
TCP&UDP | ❌ | ⭕ |
ngrokはUDPに対応していませんが、localtonetはUDPに対応しています。
また、TCPとUDPを同時に公開することできるため、Minecraft統合版のサーバーを公開するにはぴったりです。
localtonetのインストール
localtonetは、様々なOSに対応しています。(Windows, macOS, Linux, Android, Docker)
今回は、Linuxにインストールしてみます。
wget https://localtonet.com/download/localtonet-linux-x64.zip
unzip localtonet-linux-x64.zip
インストールが完了したら、localtonet
に権限を付与します。
chmod 777 localtonet
これで、localtonetのインストールは完了です。
アカウントの作成
localtonetを使うには、アカウントが必要です。
https://localtonet.com/ にアクセスして、アカウントを作成します。
DashBoardにアクセスすると、My Default AuthToken
が表示されます。
これをコピーしておきます。
tunnelの作成
localtonetを使うには、tunnelを作成する必要があります。
tunnelは、TCP
とUDP
の2つのプロトコルが必要です。
https://localtonet.com/tunnel/tcpudp にアクセスして、tunnelを作成します。
Protocol Type :
には、UDP - TCP
を選択し、Port :
には、19132
を入力します。
Server:
は何でも大丈夫です。
create
をクリックすると、トンネルが作成され、下に作成したトンネルの情報が表示されます。
localtonetの起動
localtonetを起動するには、localtonet
コマンドを実行します。
./localtonet
起動すると、Auth Token
を聞かれるので、先ほどコピーしたMy Default AuthToken
を入力します。
これで、localtonetの起動は完了です。
Minecraft統合版のサーバーのインストール&起動
Minecraft統合版のサーバーをインストールします。
wget https://minecraft.azureedge.net/bin-linux/bedrock-server-1.19.31.01.zip
unzip bedrock-server-1.19.31.01.zip
これで、Minecraft統合版のサーバーのインストールは完了です。
次に、Minecraft統合版のサーバーを起動します。
LD_LIBRARY_PATH=. ./bedrock_server
これで、Minecraft統合版のサーバーの起動は完了です。
Minecraft統合版のサーバーの公開
先ほどの作成したtunnelのmore
をクリックすると、Start
ボタンが表示されます。
これをクリックすると、tunnelが開始され、Stop
ボタンが表示されます。
これで、Minecraft統合版のサーバーの公開は完了です。
Minecraft統合版のサーバーへの接続
サーバー アドレス
にServer Domain
を入力します。
ポート
には、Server Port
を入力します。
名前は何でも大丈夫です。
これで、Minecraft統合版のサーバーへの接続は完了です。
ちなみに
codespacesで立てることもできました。
実際に、Minecraft統合版のサーバーへ接続してみました。
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