【個人開発】Webサービスの収益化とStripe決済画面の作り方について
お伝えしたいこと
初めまして。バンクーバー在住のフルスタックエンジニア、まさきと申します。
この記事を読んでいただいているということは、「Webサービスを開発したことがある」または「これからWebサービスを作る」という方が多いと思います。
その方たちにお伝えしたいのは、サービスを作るなら絶対に収益化してほしい、ということです。
なぜ個人開発は失敗するのか
個人開発を始めたのは、「学習のため」や、「面白そうだから」という方が多いと思います。
ですが、この発想は危険です。安易な個人開発は90%完成しないと考えてください。
それは決して、開発者の方が怠惰ということではありません。
一人でサービスを完成させることは、並大抵のことではないのです。
だれとも会話せず、3ヶ月~半年間、一人で作業することを想像してみてください。。。
お金目的でないと、個人開発は基本やり遂げられません😇
なぜ収益化する必要があるのか
どんなにいいアイデアがあっても、そのサービスを完成させなければ意味がありません。
サービスを完成させないと、学べないこともたくさんあります。
- 自分で、サービスのアイデアや、課金プランの内容を考えた
- 自分で、技術を選び、サービスを完成させた
- 自分で、SNSなどを用いて、ユーザーを集客した
ビジネス面を考えられるエンジニアは貴重です。
これらの経験は、残りのエンジニア人生でずっと役に立ちます。
仕事もすぐ見つかりますし、サービスが軌道に乗れば、その利益だけで生活することも可能です。
収益化したサービスを作って、それを周りにアピールしていきましょう。
周りのエンジニアに差をつけることは難しくありません。
そもそもStripeとは
Stripeとは、インターネット上でお金を払ったり受け取ったりするためのツールのことです。
ざっくり、PaypayなどのQRコード決済のようなものと、思っていただければ大丈夫です。
正直に言うと、決済インフラはStripe一択だと思います。
他の決済インフラに比べ、Stripeが一番開発者に優しいです。
以下の企業でもStripeが使われています。
今回の目的、課題
今回は、Webサービスを買い切りまたはサブスクでマネタイズする方法をご紹介していきます。
私が実際にサービスを作った際に、一番困ったのは、サービスのマネタイズ方法です。
Stripeというものを使えば、決済させるページを作れることはわかったのですが、実際にそれをどう活用するのか、がわかりませんでした。
「Stripe checkoutを使えば、決済画面は作れるけど、決済してもらった後はどうすればいいの?」 というのが私の悩みでした。
決済画面の作り方
Stripe checkoutを使った、支払いページの作り方を、順を追って説明します。
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Stripeのサイトで、アカウントを作成します。
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ログイン後、右上のスイッチからテスト環境に切り替えます。
テスト環境では、決済をしても、実際に請求されることはありません。
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検索バーから、商品作成ページに遷移します。
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名前、説明、画像を入力し、Stripeで商品を作成します。
サブスクの場合は継続、請求期間月次を選択してください。
買い切りの場合は、1回限りです。
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商品を作成後、その支払いリンクを作成
右上のリンクを作成ボタンを押せば大丈夫です。特にオプションを変更する必要はありません。
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支払いリンクを表示、または「Payment Links」から、決済画面を表示できます。
備考:商品が買えたかどうかは、サブスクリプションメニューで確認できます
解決策
「Stripeの決済ページと自分のWebサービスをリンクさせること」が私の課題でした。
私の解決法は、データベースに、会員IDと、有料会員フラグ、有効期限日を保存したことです。
上記について、zennの本を執筆中です。完成次第、告知させていただきます。
おまけ
LINEとchatGTPを使って、無限にTOEICの問題を出してくれるツールを開発しました!
本記事のStripeで、サービスをマネタイズしています。
ボタン一つで、リスニング、リーディング、単語、文法のテストを出してくれます!
このリンクから友達追加できます。メッセージを送るとTOEICの問題を出してくれます。
皆さまのお役に立てるような情報発信を頑張ります💪
Discussion
カスタマーポータルを使うというのも全然アリ...ですか?
はい、特にサブスクで商品を購入させるなら、カスタマーポータルが必要だと思います。
ユーザーが、サブスクを購入しているか、期限日がいつか見れるようにする必要があります。
エンジニアが契約管理画面を作る必要はなく、カスタマーポータルのリンクを共有すれば大丈夫です