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GitLab CE インストール

2024/05/19に公開
GitLab
tech

概要

GitLabについて

GitLab Inc.社が開発するGitリポジトリマネージャー。
パブリックサービスである GitHub ライクなリポジトリマネージャーをローカルサイトで運用することができる。

コミュニティ版(CE:Community Edition)とエンタープライズ版(EE:Enterprise Edition)がある。

  • CE版はMITライセンス、EE版は商用ライセンス。
  • EE版をインストールした場合でも、CEに含まれる無料機能はすべて使用可能で、EEに含まれる有料機能を期間限定でお試し利用することができる。
    お試し期間をすぎるとCE版機能のみを利用できるようになり、ライセンスを購入するとEE機能を利用できるようになる。
  • GitLabのドキュメント - 日本語

ハードウェア要件

Installation system requirements – GitLab Docsより引用。

  • ストレージ
    • Linuxパッケージのインストールには約2.5GBのストレージ容量が必要
  • CPU
    • CPUの要件は、ユーザー数と予想される作業量に依存します。
    • CPUの推奨値: 最大20リクエスト/秒（RPS）または1000ユーザー - 8 vCPU。
  • メモリ
    • メモリ要件は、ユーザー数と予想される作業負荷に依存します。
    • 推奨メモリ: 20リクエスト/秒（RPS）または1000ユーザーまで - 8GB（最小）、16GB（推奨）。

インストール

Install GitLab with the Linux package – GitLab Docsをベースに実施。

事前準備

  • sshサーバは事前に設定しておくものとする。
  • メール機能を用いる場合はSMTPの設定(Postfix etc)の設定は済ませておくものとする。

作業内容

必要なdebパッケージをインストールする。

terminal
sudo apt update
sudo apt install -y curl openssh-server ca-certificates tzdata perl

GitLabパッケージをインストールする。
ここではGitLab CE（コミュニティエディション）をインストールする。

terminal
curl https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/script.deb.sh | sudo bash
sudo apt install -y gitlab-ce

設定を再構成して、起動する。

terminal
sudo gitlab-ctl reconfigure

設定と起動が終わったら、ログインのための初期パスワード確認する。

terminal
sudo cat /etc/gitlab/initial_root_password

以下の通り表示されるはずである。

# WARNING: This value is valid only in the following conditions
#          1. If provided manually (either via `GITLAB_ROOT_PASSWORD` environment variable or via `gitlab_rails['initial_root_password']` setting in `gitlab.rb`, it was provided before database was seeded for the first time (usually, the first reconfigure run).
#          2. Password hasn't been changed manually, either via UI or via command line.
#
#          If the password shown here doesn't work, you must reset the admin password following https://docs.gitlab.com/ee/security/reset_user_password.html#reset-your-root-password.

Password: abc123!abc123ABC123!abc123abc123ABC123!

# NOTE: This file will be automatically deleted in the first reconfigure run after 24 hours.

上記の場合、初期パスワードはabc123!abc123ABC123!abc123abc123ABC123!となる。

ブラウザより http://<HOST_IP_ADDR> にアクセスする。
(<HOST_IP_ADDR> はインストールしたサーバーのIPアドレス)

ログイン画面が表示されるので、ユーザ名にroot、パスワードに先ほど確認した初期パスワードを入力し、"サインインする"をクリックすると、ログインが完了となる。

ログイン画面

ここで、rootのパスワードの有効期限は24時間のため、パスワードを初期パスワードから変更する必要がある。

左上アバターマークをクリックし、"Edit Profile" をクリックする。

Edit Profile

左のペインの"Password"をクリックすると、パスワード変更画面が表示されるので、パスワードの変更を行う。

GitHubで編集を提案

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