【編集後記 3/?】 RA協議会 なんとかなれーッ!
前途多難。まさかのコロナウイルス、初感染
前回書いたように、ある意味で強制力が働き、ポスター発表する機会を得ることになりました。悪い気はしないのでモチベーションも上がり、テーマも決めた。あとはおぼろげながら必要なデータを集め、集計し、載せるだけ。
― そう考えていた時期が俺にもありました。
まず、6月末、初めてコロナウイルスに感染します。
当時、我々の部局はURA・事務職員ともに人員が激減中。ポスターどころか通常業務の手を止めるわけにもいけません。罹患後1週間はテレワーク(つまり休みなし)で乗り切り、その後は部局を上げた学外向けイベントや研究費の学内公募の進行が待ち構え、さらには辞めていった人たちの仕事が次々とこちらに割り当てられます。
復帰後も1ヶ月は体力がなかなか戻りません。平日は働く。休日は働くか寝る。ポスターのテンプレートができあがったのは8月の上旬でした。(そのテンプレートも、のちに大学の参加者間で別のものに統一する事になり、ボツとなります。)
ようやくデータの作成に着手、そしてお蔵入りへ
さて、RA協議会の現地でSupplemental Sheetを配布したことは第1回でお話しました。その時、以下のように"Data not shown"の補足を記載していします。このとき、一体何が起きていたのか。
- 本発表に先立ち、本学イノベーションデザイン機構URAの公募について、応募者の経験業種および経験職種のヒートマップを作成し、スタートアップ創出支援URAを目指す人材の傾向を調査した。その結果、一定の業種および職種の経験がある人材から、関心を得られている傾向が見られた。しかしながら、これは使用している求人プラットフォームに依存している可能性が否定できず、必ずしも一般的な傾向と一致しないと思われた。(Data not shown)
作業は当然、業種データと職種データの関連が応募者に紐づかない形にクレンジングしていました。それと同時並行で、我々が利用している求人プラットフォームの運営会社にデータについて確認してもらっていたのです。
結果は「公開NG」。
企業としては妥当な判断で、納得はしています。しかし、困りました。
このとき既に10月に入っていたのです。
困ったときのJ-REC IN
URA求人情報を使うことは、当初から検討していました。やはり独自のデータを使ったほうが良いだろうと思い、先述の作業をしていたわけです。そして、万が一そのデータが使えないとなったとき、次点の策として考えていたのが公開データであるJ-REC INを活用することでした。
この作業を始めたの10月7日、御徒町の学術バー Qで知人のイベントを聞きながら、カウンターでバドワイザーを煽りながらデータを回収。その後、1週間で本文までなんとか体裁を整え13日に校了しました。
しかし、肝心なのは納品日です。土日は営業日ではないですし、20日は移動日です。したがって、その週のうちに受け取る必要があります。校了後、翌14日の午前1時にラクスルに最短で納品してもらう日程で発注し、受取を自宅ではなく確実に受け取れる職場にしました。(しかし、その日は外出予定日だったので直接受け取れず、事務職員の方に事情を伝え。代理で受け取っていただきました…ご迷惑をおかけしました。)
自分の手に届いたのは17日の金曜日。
これ以上延ばせない、ギリギリのところでなんとかポスターの現物を受け取ったのでした。
次回は移動編です。
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