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無敵のスクラムを作る朝のもくもく会
朝のもくもく会
最近チームで新たな取り組みが始まった。それが朝のもくもく会である。
しかし実態は全くもくもくしていない。以下のようなことをしている。
- デイリースクラム終了後から30分間ほど開発者はGoogle meetを繋いだまま作業する
- エラーチェックをする(10分程度)
- 何か話したいことがあればディスカッションする(技術的な疑問解消、実装方針、仕様決め)
- 上記が特になければBGMを流しながらもくもく開始
チームでは「Co-Working Time」と呼んでいる。我々のチームはスクラム開発をしており、同様の開発形態を取るなら試してみても良いだろう。
良かったこと
- 固定の時間で疑問解消ができる時間があることで、悩んでいる部分を先送りしやすくなった
- 細かい部分を気軽に尋ねられるようになった
- 仕様について意見が分かれる部分を、より多くの意見を拾えるようになった(結果としてレビューで確認すべき部分が減った)
開発に関する個々の問題解決機会が増えることで、結果的に良い開発・良いプロダクトができることに繋がるような気がしている。
多分合うチーム、合わないチーム
以下の属性を持つチームだとCo-Working Timeが上手く機能するだろう
- スクラム開発
- お互い話しやすい
- キャリアの浅い人材がいる
最後のは新入社員等もそうだが、プログラミング言語的なキャリアも含む。例えば私はTypeScriptを最近始めたのだが、疑問点や解決できないエラーについて、この時間を使って熟練者に教わることができる。
逆に以下の様なチーム属性だと適していないと考えられる。
- 半数以上が出社している
- ウォーターフォール開発
- 対面で会ったことがない人がほとんど
- 週のほとんどでトピックがない
合うかどうかはチーム属性によるが、一週間くらいお試しで始めて見るのが良いのかなと思う。
懸念
人が多くなるほど消費する時間も多くなってしまう。必要かどうかはチームの状況に強く依存するので検討して欲しい。
まとめ
もし朝のもくもく会(Co-Working Time)を試した人がいたら感想をコメントして欲しい。
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