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無敵のスクラムを作る朝のもくもく会

2023/10/12に公開

朝のもくもく会

最近チームで新たな取り組みが始まった。それが朝のもくもく会である。

しかし実態は全くもくもくしていない。以下のようなことをしている。

  • デイリースクラム終了後から30分間ほど開発者はGoogle meetを繋いだまま作業する
  • エラーチェックをする(10分程度)
  • 何か話したいことがあればディスカッションする(技術的な疑問解消、実装方針、仕様決め)
  • 上記が特になければBGMを流しながらもくもく開始

チームでは「Co-Working Time」と呼んでいる。我々のチームはスクラム開発をしており、同様の開発形態を取るなら試してみても良いだろう。

良かったこと

  • 固定の時間で疑問解消ができる時間があることで、悩んでいる部分を先送りしやすくなった
  • 細かい部分を気軽に尋ねられるようになった
  • 仕様について意見が分かれる部分を、より多くの意見を拾えるようになった(結果としてレビューで確認すべき部分が減った)

開発に関する個々の問題解決機会が増えることで、結果的に良い開発・良いプロダクトができることに繋がるような気がしている。

多分合うチーム、合わないチーム

以下の属性を持つチームだとCo-Working Timeが上手く機能するだろう

  • スクラム開発
  • お互い話しやすい
  • キャリアの浅い人材がいる

最後のは新入社員等もそうだが、プログラミング言語的なキャリアも含む。例えば私はTypeScriptを最近始めたのだが、疑問点や解決できないエラーについて、この時間を使って熟練者に教わることができる。

逆に以下の様なチーム属性だと適していないと考えられる。

  • 半数以上が出社している
  • ウォーターフォール開発
  • 対面で会ったことがない人がほとんど
  • 週のほとんどでトピックがない

合うかどうかはチーム属性によるが、一週間くらいお試しで始めて見るのが良いのかなと思う。

懸念

人が多くなるほど消費する時間も多くなってしまう。必要かどうかはチームの状況に強く依存するので検討して欲しい。

まとめ

もし朝のもくもく会(Co-Working Time)を試した人がいたら感想をコメントして欲しい。

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