新しい Slack ワークフローをつかって Google Meet の URL を発行する
はじめに
Slack で Google Meet のURLを新規で発行してメッセージとして投稿したい時があるのですが、Google MeetのAPIがなかったので、Googleカレンダーに予定を作ってそのMeetのURLを使う。というハックをする必要がありました。
また、ちょっとしたコードを書く必要もあり少し敷居が高い状態でした。
※ 下記の記事は 「/meet」 のコマンドを作っている例
【GAS】SlackでいつでもどこでもGoogle MeetのURLを発行できるBotを作ってみた #Slack - Qiita
そんな中、新しいSlackワークフローではMeetのURLを発行するコネクタステップが登場したので、それを利用することでノーコードでだれでも 「/meet」コマンドのような機能を作ることができるようになりました。
本記事ではその作り方を解説します。
前提
- 本記事のSlackワークフローはは有料プランのSlackを利用している必要があります。
- 23年11月時点ではPublicチャンネルへの投稿は可能ですが、Privateチャンネルへの投稿は不可です
デモ
※ 15秒のGIFです
Slackワークフローを作る
Slackワークフロービルダーを開いてSlackワークフロー新規作成します。
リンク起動のワークフローにします。
続行するを選択
Google Meetのステップを選択します。
ミーティングを開始するを選択します。
どのアカウントでMeetのURLを作るかですが、今回はワークフローを実行するユーザーを選択します。
メッセージステップを選択します。
今回はチャンネルへメッセージを送信するようにします。
下記のように ワークフローが使用されたチャンネル
を選択し、メッセージを設定します。
アプリ名とアイコンを設定して完成です。 公開する
を押して公開しましょう。
ワークフロー実行できるユーザーは全員使えていいのであれば xxx のすべてのメンバー
を選びましょう。
リンクが作られますが、今回はリンクではなくショートカットを使うのでリンクは使いません。
Slackワークフローを起動する
任意のチャンネルで 「/meet」 と打ちましょう。すると先程作った Google Meet
のワークフローが選択できます。
※ 「/meet」 だけではなく 「/google」 でも同じ用にワークフローが出てきます。単語で検索している感じです。
ワークフローを開始
を選択します。
するとMeetのURLが発行され実行したチャンネルにメッセージが投稿されます。
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