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新しいSlackワークフローを使って絵文字リアクションした人を自動でGoogleカレンダーの予定に招待

2023/12/10に公開

新しいSlackワークフロー活用できてますか?
筆者はSlackアプリを自作したり、GASを活用してSlack連携するアプリケーションをたくさん自作しているのですが、これ私が作ってもコードかけない人はマネできないからいまいちだよなーと思いながら作っていました。

そんな中、登場したのが新しいSlackワークフローです。
Slackワークフローをうまく使えばコードかけない人でも色々便利なツールが作れるのではないかと思い、日々新しいSlackワークフローの活用を考えています。

その中の活用の一つとしてSlack絵文字リアクションを活用した予定招待をふと思いついたのでその作り方を解説する記事になります。
社内イベントなどで便利だと思うのでご活用ください。

こんなイメージです。

全体の流れ

全体の流れは下記のようになります。
一番のポイントは イベントに対応したSlack絵文字を作る でしょうか。

  1. Googleカレンダーでイベントの予定を作る
  2. イベントに対応したSlack絵文字を作る
  3. Slackワークフローを作る
  4. generalやrandomチャンネルなどでアナウンス!

1. Googleカレンダーでイベントの予定を作る

これは普通に予定を作るだけです。
このとき予定を作るカレンダーはメールアドレスのマイカレンダーでも、自分で作った別のマイカレンダーでも他人が作った他のカレンダーでも大丈夫です。

2. イベントに対応したSlack絵文字を作る

絵文字ジェネレーターなどを使ってイベントに対応したSlack絵文字を作りましょう。
https://emoji-gen.ninja

例として hoge勉強会参加 という絵文字を作りました。

そのまま絵文字をカスタム絵文字としてSlackに登録。

3. Slackワークフローを作る

最終的なゴールは下記のようになります。一つずつ解説していきます。

ワークフローの開始アクションを作成

絵文字リアクションが使用されたとき で開始

先程つくった絵文字とアナウンスするチャンネルを選択

Googleカレンダーの予定参加者登録を設定

ステップでGoogle Calendarを選択

イベントに参加者を追加する のステップを選択

紐づけを設定

  • カレンダー
    • 予定を登録しているカレンダー
  • イベント
    • 作成した予定の件名を選択
  • 参加者メールアドレス
    • メッセージにリアクションしたユーザー
    • Eメールを選択(ここをEメールにしないと実行時にエラーになります)

メッセージ送信処理を設定

23年12月時点では予定の招待メールが飛ばないのでメッセージをその場で送信するとよいかと思います。

ステップでメッセージを選択

「あなただけに表示」メッセージを送信 のステップを選択

メッセージを組み立て

  • チャンネルを選択する
    • リアクションされたメッセージがあるチャンネル
  • チャンネルのメンバーを選択する
    • メッセージにリアクションしたユーザー
  • メッセージを追加する
    • 変数を使ってよしなに作成
    • イベントの概要 は予定の件名であって説明欄ではありません

ワークフロー名などを調整して公開する

4. ワークフローを設定したチャンネルでアナウンス!

こんな感じでアナウンスします。
自分で絵文字は一回押すのが良いかと思います。(自分の予定なのですでに参加していますがとくにエラーになったりはしません)
挙動確認もできますし、他の人が押しやすくなるので一石二鳥です。

もちろん、他の人が押してもちゃんと招待されます。(同じようなUIなので分かりづらいですが別ユーザーで絵文字を押しています)

その他

イベントが終わったらワークフローの公開を停止しておいて、次のイベントをつくったときに変更して再利用するといい気がします。

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