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やめる方向に特化したふりかえり手法 "PECRS" を考えた
はじめに
例えばですが、StarfishやSmall Starfishといったふりかえり手法ではLess ofやStopといった「やめる」アクションを出すような設計になっています。
参考
Starfish : https://www.funretrospectives.com/starfish/
Small Starfish : https://www.funretrospectives.com/small-starfish/
日本語だと@viva_tweet_xさんのふりかえりカタログがわかりやすいです。
このように「やめる」を考えることはふりかえりで時に必要なことです。なので「やめる」に特化したふりかえり手法としてPECRS(ピクルス)を考えました。
銀の弾丸ラジオのSprint.18でみやざきさんが「ECRS(イクルス)の原則」を紹介していて、考えるきっかけになったのでこちらも是非聞いてみるといいと思います。
TL;DR
手法のイメージ
実際にやってみたものを少し一般化して載せてみました。
進め方
- それぞれがP(プロブレム)を出す
- 全員でE→C→R→Sの順番にアクションを検討をしていく
ECRSの原則のそれぞれの項目は以下のとおりです。
- E : 作業改善などで、工程、作業、動作をなくすことができないか?(排除:Eliminate)
- C : 一緒にできないか?(統合:Combine)
- R : 順序を変更できないか?(交換:Rearrange)
- S : 単純化できないか?(簡素化:Simplify)
参考:https://logist.bz/improvement/2914/
いいところ
- 「やめる」に特化して考えることができる
- P→E→C→R→Sの順に考えるため、左から右にというように思考の流れが明確
手法のポイント
- CやRを出すのが難しいので、すぐSに行かずよく考える
- Pをあらかじめグルーピングしておくと考えやすい
まとめ
今回は自作ふりかえり手法について紹介しました。(といってもECRSの原則に従っただけなのと、ピクルスって言いたかった)
是非チームで使ってみてください!Twitterとかでフィードバックもお待ちしております。
Twitter:@hourglasshoro
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